劇場公開日 2013年10月19日

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危険なプロットのレビュー・感想・評価

全34件中、1~20件目を表示

5.0スラップスティックコメディ!同じ『学校』でもね♥

2023年12月6日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

2.5つまんなかった

2023年11月18日
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話の展開にもっと自力的なものがないと全体的に緩慢な感じで アイディア 倒れたと思った そして最後の方で気持ちの悪いケースが結末が待ってるような気がしてたので見るのやめ

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タンバラライ

4.0【両親の愛を受けられなかった高校生が、中産階級の級友の週末を宿題の作文として記す。その文章の才能に惹かれた国語教師が彼に指示した事。フランソワ・オゾン監督の才気が見事なる作品である。】

2023年9月3日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

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NOBU

4.0観たかった度△鑑賞後の満足度◎ 映画を含む創作する事の根源の欲望と、創作できる者と出来ないけれども批評し導く者との相剋とを、教師とその生徒を通して描くフランソワ・オゾン版『裏窓』。

2023年6月24日
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鑑賞方法:VOD

①映画や小説というのは、主人公が実在の人物であれフィクションのキャラクターであれ、ある側面から見ると彼らの人生・生活を覗き見しているようなものである。
勿論、特にフィクションの場合、何かを描くため、表現するために主人公をはじめ登場人物が作られ彼らの性格・生活・人生が創出されるわけだが、反対から見ると私たちは彼らの送る日々・生活・(生活の場としての)家庭を覗き見しているとも言える。
そういう意味ではとても映画的な映画だと言えるだろう。
②ジェルマンは小説家として大成したかったが(過去に小説を書いて出版もしている)自分に文才がないのを自覚しており今は高校で文学や創作を教えている。
言ってみれば創作する才能がある側でなく、その才能を見つけたり伸ばしたり創作物を批評する側になる。(映画の世界では、監督・脚本家と製作者・批評家との関係にあたると言えるだろう。)
③家庭に恵まれず今は障害者の父の世話をしながら高校に通うクロード。
他人の家、特に恵まれた(と見える)家庭を覗く・訪れることに強く惹かれたのは、その境遇からだと言えるかもしれない。
④その下世話な個人的嗜好を学校の作文の宿題に書いたことで、たまたま文才があったクロードは皮肉にもジェルマンの目に止まることになる。

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もーさん

3.0はりきり先生のエゴ

2019年7月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

1.0審美眼

2019年2月18日
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最前列でありながら一歩離れて眺める人間模様は、特権意識を増幅させる。
けれどその人生に何の彩りが齎されるだろうか。

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たろっぺ

5.0お奨め度300

2018年11月2日
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笑える

楽しい

知的

活字を追う如く先へ先へと誘導される。
ラスト、ヒゲ面に格下げになった先生の安らかな顔ったら!これはハッピ~エンドでしょ。
お奨め度300 (o^-')
2014.4.14

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miharyi

4.0文学的な

2017年8月20日
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現実と虚構の境目が徐々に曖昧になっていく様が面白い。決して劇的ではなく、じわじわと読み手を侵食していく感じ。
クロードの内面描写を極力抑える事で彼の妖しさも旨く演出できている。
静かな夜にワインでも飲みながら観たい作品。

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gugi

5.0邦題好き

2016年6月10日
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ツン子

3.5上品な変態映画

2016年5月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

高校の国語教師の仕事に嫌気がさしていたジェルマンは、一人の生徒クロードの作文に文才を感じ、個人指導をするようになるが…。

鬼才フランソワ・オゾンによるサスペンス。
巧みな語り口に引き込まれてしまうが、客観的によくよく考えてみれば、なかなかの変態映画でもある。

クロードの作文は、平凡な同級生の平凡な家庭に入り、そこで見聞きした平凡な生活の様子をまるで一つの物語のように事細かに書いたもの。
盗み見、盗み聞き、いやいや、盗み書きといった所。
時には皮肉めいて侮辱したり。
言葉選びや文法など最もな指導をしているようで、実は他人の家の様子が面白くて堪らないジェルマン。
やがてクロードは、欲求不満そうな魅力的な同級生の母親によこしまな感情や欲望を抱くようになり…。

作文として書いているので全て実体験なのだろうが、本当にそうか妄想か、劇中のジェルマン同様翻弄させられる。
作文を使って他人をコントロールしていたかのようなジェルマン。
が、実際にコントロールしていたのは、クロードの方かもしれない。
全てはシナリオ通り…のようなジェルマンの身の破滅。
美しい顔立ちながら意図が読みにくいクロード役の青年の佇まいが印象的。
“続く”とは他人を捉えて離さない魔法の言葉。

個人的にびっくりしたオチが。
ラストのジェルマン、あまりの変わりように最初誰だか分からなかった!

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近大

4.0あの、すみません。 宮藤官九郎さんもフランソワ・オゾンも、言いたいことは同じだと思います(多分)

2015年8月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

・退屈な中流家庭も感性豊かな美しい少年(エルンスト・ウンハウアー)の目を通せば、こんなに官能的で緊張感のあるサスペンスになるってのが、オゾンの「危険なプロット」です。
・退屈な団地の日常も、頭の中はエッチな妄想で一杯な中学生の円山(平岡拓真くん)の目を通せば、こんなに下品で面白いサスペンスになるってのが、クドカンの「中学生円山」です。

・凡人教師(ファブリス・ルキーニ)が身の程をわきまえず、才能ある美少年を指導して中流家庭をモデルにした妄想小説を書かせるのが「危険なプロット」です。
・邪悪な目をした団地の正義を司る男(草彅 剛くん)が、エッチなことで頭が一杯な円山の妄想を褒め称え、最終的にヒーローへと昇華させるのが「中学生円山」です。

・妄想が現実を越えた時、破滅を向かえるのが「危険なプロット」です。
・妄想が現実を越えた時、あるモノに舌が届くのが「中学生円山」です。
なんやねん!
円山の到達感に、全く共感できません!
でも届いたのはモノだけではなく、過去の悲しい事件にも。
円山の「あるモノに届く為の毎日の鍛錬」と奇妙な妄想、点在する一見すると意味がなさそうな出来事が最終的に一つに纏まる「中学生円山」です。そいうとこ、伊坂幸太郎先生的です、多分。
子供が夢見るヒーローって、つまり正しい大人の象徴なんですよね。
つよぽん演じる下井は妄想を上手くコントロールして、円山を正しく導いていた。クドカン、ちょっと綺麗に纏めすぎ!

けれど、円山の父役、中村トオルさん格好いいなぁ-。
ビーバップの時に、中村トオルさんの魅力に気付けなかった自分を、30年近く責めています。
そんな反省にて、以上です。

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さぽ太

3.516歳の少年の週末が、たった2行だ

2015年4月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

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shimo

4.0二人を翻弄する“危険なプロット”

2015年4月18日
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最初に書いておくと、最近のフランソワ・オゾンの作品の中では抜群に面白かったし、少なくとも私は好きだった。

序盤を観ていると、小説の道を諦めた中年男の文学教師ジェルマンが、碌に文章も書けない“蛮族”の如き生徒の中で、才能の片鱗を感じさせる生徒クロードに出会い、運命を狂わされるという「ベニスに死す」的な展開を想像してしまうが、今作はそう単純ではないところに面白さがある。
宿題の課題“週末の出来事”が、文字通り“危険なプロット”となり、まさに現実が先か?小説が先か?虚実ないまぜに動き始める。二人はこのプロットに翻弄されるのだ。
本当は欲しかったのかどうかはともかくも、子供のいないジェルマンと身体の不自由な父親とはいわゆる普通の親子関係が逆転しているクロードの関係を擬似親子と見ることも出来るかもしれないが、
二人の関係は決して一方的なものではなく、言ってみれば、作家と編集者、共犯関係になっていく。

オゾン作品の主人公としては珍しい中年男。悲観論者で皮肉屋のジェルマンを演じたファブリス・ルキーニ(コメディ要素控えめのウディ・アレン!)がいい味を出しているし、ジェルマンの妻ジャンヌのクリスティン・スコット・トーマス(ダイアン・キートンあるいはミア・ファロー)との掛け合いも絶妙で楽しかった。

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arakazu

3.5面白かった

2015年3月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

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吉泉知彦

3.5謎多き少年

2015年3月10日
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興奮

知的

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appllion

3.0危険と平和の均衡

2015年2月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

危険と平和との均衡が織り成す緊張感が、観衆を ずいずいと引き摺り込んで行く。

与えられた課題に則って、個 人 的 に 友人家族の“家の中”の様子を書く生徒。そして その若干 捻くれた文章に 魅 了 さ れ て し ま う 先 生 (←過去に作家になる夢を諦めた)にも、やがて その文章の現実と虚構との区別が付かなくなる。

飽く迄も冷静に進行して行く心理戦――。
我々は じりじりと翻弄されて行く様を愉しませざるを得ない…。

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"Auggie" Wren

4.0ハラハラする!

2014年12月29日
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興奮

知的

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SS

3.0久しぶりのフランス映画

2014年9月30日
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鑑賞方法:映画館

知的

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佐分 利信

3.5“続く”の魔力に魅せられます

2014年8月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

萌える

常々より、映画はの良し悪しを決めるのは、シナリオ、演出、そして役者の順だと思っているが、久々に三拍子揃った秀作だと思う。

舞台はフランスの高校。元、作家志望の高校教師が、添削中の作文の一つに心惹かれる。その文章のラストは、“続く”。彼に文才を感じた主人公ジェルマンは、特別授業と銘打って物語の続きを求めていくが、いつしか主従の立場が逆転してゆくという心理サスペンス。
クロードが華奢な肢体に制服を身に付けてゆく冒頭シーン。制服という呪縛と、未成熟な少年の危うさを暗示させる絶妙な始まりだ。さらに、クロードの人格を深く描かないことで、あくまで主人公の好奇心の目(フィルター)とし、ひいては、私たち観客も同じ視点へぐいぐいとはまり込ませる巧みさ。ラストの結末まで一気に引き込まれる。
クロード役のエルストンの控え目でいて、存在感ある演技、その目力。今後が楽しみです!

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ルナルナ

4.0まさに危険なプロット!!

2014年6月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

萌える

間違いなく、エルンスト・ウンハウワー(クロード役)の虜に。
彼の色目で脳みそがとろけそう

物語が進んでいくごとにクロードが紡ぎだすストーリーの中に引き込まれ、いつしか現実とフィクションの間にある混乱に取り込まれていく。
それは、魅力的な文学と出会ったとき、ページをめくる手が止められなくなるのと同じ。
ほんの数秒先の展開すら待ち焦がれるようになり、物語から目が離せなくなっていく。
創造するとはどういうことか、観客であるとはどういうことなのか、その魔力と本質について。

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evezay