私が愛した大統領

劇場公開日:

私が愛した大統領

解説

重度の身体障害を抱えながらも3度の再選を果たし、後世に名を残す政治家となった米大統領フランクリン・ルーズベルトと、彼を陰から支え続けた女性デイジーの知られざる物語を描いたドラマ。1930年代アメリカ。多忙を極めるルーズベルト大統領は、一番の理解者でもある従妹のデイジーとドライブに出かけることが、心に安らぎをもたらしてくれる貴重な時間になっていた。そんなある日、英国王ジョージ6世夫妻がアメリカを訪問し、ルーズベルト邸にやってくる。ドイツとの開戦が迫る中、2人は大統領の執務室で会談し、デイジーもその一部始終を見つめていた。しかし、その夜、デイジーも知らなかった大統領の秘密が明らかになり……。ルーズベルトを演じるビル・マーレイは、ゴールデングローブ賞にノミネートされた。監督は「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッシェル。

2012年製作/94分/G/イギリス
原題:Hyde Park on Hudson
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2013年9月13日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第70回 ゴールデングローブ賞(2013年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ビル・マーレイ
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映画レビュー

1.0出てくる誰一人として魅力がない…

2021年6月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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カメレオン

3.0リンカーン、ワシントンに次いで人気の高いF・ルーズベルトの裏話

2020年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 世から隔絶されたかのような田園風景。禁酒法を和らげ、世界大恐慌をも乗り越えた大統領も小児麻痺からくる身体障害で車いす生活。でも車は運転する!当時に足を使わないで運転できる車があったことも驚きだったが、「ホットドッグ外交」と呼ばれる会談がこんなのどかに行われていたのかという事実も知らなかったよ・・・

 『英国王のスピーチ』でも有名になったジョージ6世の治世だったイギリス。ドイツとの開戦も間近で、アメリカの助けを求めるために初めて渡米。作品を観る限りでは、その前のプールで一緒に泳いだときに心は通っていた雰囲気でした。

 国王が泊まる部屋には米英戦争時の風刺画が飾られたりしていたことも面白かったので、不倫がどうのこうの言われてもピンと来ない。とにかくホットドッグが食べたくなる作品でした!

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kossy

2.0よくわからなかったが…

2018年11月3日
iPhoneアプリから投稿

盛り上がりはなく、何を描きたいのかも不明なストーリー。演じる俳優にも魅力を感じないからただただ退屈。

ヒロインは、美人である必要はないが、存在感なりその女優が演じる必然性がないと映画の魅力を半減させると思う。

デイジーを演じた女優さんは(名前を調べる気にもならない)他の作品で見かけても嬉しくならないだろうし、そもそも気づかない気がする…

が、「英国王のスピーチ」なんかよりよほど、ジョージ6世と妻のことがよくわかった。(史実かどうかは別として)

デイジーと大統領のドライブの際、画面いっぱいに広がる風景がとても美しかった。

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くー

3.0私の知ってる大統領の秘話

2016年3月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

単純

知的

1933年から45年まで任期を務めた第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの秘話。
ある意味これは暴露話でもあった。

小児麻痺で車椅子。
小児麻痺は知らなかったが、車椅子なのは確か「パール・ハーバー」でも描かれていた。
しかしこれは当時は多くの国民には知られていなかったという。

同性愛の妻、うるさい母、秘書の愛人…。
そんな中で唯一の安らぎは、従妹のデイジー。
デイジー亡き後発見された日記を基にされているらしく、本作のメインエピソード。
デイジーとの秘められた関係…。
現職大統領の不倫愛。
世が世なら、一大スキャンダル!
ベ○キーさんもゲス○さんもびっくり!
当時のマスコミは寛容で、これも一切伏せられていたとか。
大統領の不倫愛と言うといつぞやのクリ○トン氏のドロドロ劇を思い出すが、こちらは下世話ではなく一歩踏み留まるような描かれ方に好感。
まあ、実際はどうだったかは分からないけど。

邦題からすると、二人の秘恋ストーリーのようだが、もう一つメインに描かれるのが、“ホットドッグ外交”と言われる“英国王のスピーチ”ジョージ6世との会談。
来る開戦に備え後ろ楯が欲しいジョージ6世はアメリカを訪問。
ルーズベルトは人里離れた田舎に招き…。
正直、こちらの方が興味惹かれた。
初老の大統領とうら若き国王。
酷い言い方をすると、小児麻痺の車椅子の大統領と吃音持ちの国王。
アメリカとイギリス、長年のしがらみもあり、周囲はチクチク棘を刺す。
二人が執務室で互いの障害も包み隠さず、腹を割って話すシーンは秀逸。
両国にとっては歴史に残る出来事だが、日本のそれからを考えるとちと複雑…。

ビル・マーレイが巧演。
狂言回し的立ち位置のデイジー役のローラ・リニーの好演や、取り巻く女性たちの個性が光る。

秘話として見れば面白い。
でも一本の映画としては少々あっさりして深みに欠けた。

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近大
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