トゥー・ラバーズ

解説

ドストエフスキーの中編小説「白夜」をモチーフに、2人の女性の間で揺れ動く男性の苦悩を描いた恋愛ドラマ。父親が経営するクリーニング店で働く青年レナードは、過去の失恋が原因で自殺未遂を繰り返していたが、両親の紹介で知り合った女性サンドラに気に入られ、彼女と付きあうことに。しかしその一方で、レナードは同じアパートに引っ越してきた奔放な美女ミシェルにもひかれていき……。

2008年製作/110分/アメリカ
原題:Two Lovers

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第61回 カンヌ国際映画祭(2008年)

出品

コンペティション部門
出品作品 ジェームズ・グレイ
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

2.0なんとも煮え切らない男

2023年1月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ホアキンにまったく魅力を感じないので、なぜ彼があんなに一途に愛されるのか映画とはいえ理解できませんでした。全編を通して暗いムードが漂い、感情移入できませんでした。
冒頭の入水自殺するところから、ツカミを失敗している感じです。

2013.3.5

コメントする (0件)
共感した! 0件)
うそつきカモメ

3.5大人の恋愛事情を描いた映画かと思います

2022年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

結構いい映画だけどなぁ。日本公開がなかったのが不思議。役者さんで超有名な人がいなかったからでしょうか...
先にストーリー以外のことですが、2008年にしては画像があまり良くなかった。80年代辺りに近いかな。

 メロメロ。上手くいかないんだろうなぁ...でも「映画だからわからない」...そう思って観てました。

話しはコメディではありませんが、婚約破棄された気の毒な男が、その後二人の女性を同時に好きになるようなラッキーな展開。紹介 & 近所と恵まれた出会い方です。これで躁うつ病も解消!まではわかりませんけど。

大人しいタイプや真面目な性格の人は、行動派で華のある人に魅かれるのかな。ただ、そういう人は何かしら「面倒なこと」があり、それを隠す意味でも元気出すというか自由奔放な生き方をする...あくまで自分の周りの人から考えてみました。せっかく好意を寄せてる人がいるのにね。あと、病気を理由に婚約破棄された点は描かれてませんが、現実的なことに思え「そんなこと言っても自分も先々なるかもしれないじゃん。どのみち歳取ったら誰でも病気になるよ?」と思ったり「親なら何も問題ない人がいいと思うのは当然かもなぁ」と思ったりした。

「映画だからわからない」...と思ったけど、良くも悪くも現実と変わらない結末でしたね。ただ、登場人物が少ないことで理解しやすく、落ち着いてみることが出来たのが良かったです。

ラスト、指のサイズ合ってるのかよ!ツッコミを入れたくなった(苦笑)

コメントする (0件)
共感した! 0件)
はむちん

3.0母のみぞ知る

2022年1月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

身勝手極まりない失恋から正気を取り戻し真っ当な人生の選択をしたホアキンだが、彼の常軌を逸する行動にはヒヤヒヤさせられる、好き勝手した結果は自分だけが傷付き周りは幸せな結末。

嫌な登場人物も、誰一人不幸になることもなく、全体的にピュアな印象だけが残る。

全てを理解したような息子を見守り続ける母親の強さ、イザベラ・ロッセリーニの際立つ存在感。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
万年 東一

3.0色と恋

2014年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

幸せ

萌える

ホアキン・バカ=アセイの撮影のようですけど、確かにその色と雰囲気は『アンダーカヴァー』そのものでしたね。でも、主題が恋だけに、あの重々しさと合っていたのかっていうと、なんとも微妙な気もしましたね。
浮き上がるような恋の楽しさを画面上ではまったく表現しようとしてないので、「ぜーーったいに、うまくいかないね、この恋」という思いが序盤からしてくるっていうね。ドストエフスキーの『白夜』にインスパイアされたってことなので、その重々しさも意図していたのでしょうけれども、もう少し、浮き上がる気持ちをもたせてくれても良かったのではなかろうかと…
ジェイムズ・グレイ監督には大いなる期待をかけているのですが、なんかもう一歩なのかなぁ? 次作の『エヴァの告白』は期待できるかな?

コメントする (0件)
共感した! 0件)
チャーリー
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

他のユーザーは「トゥー・ラバーズ」以外にこんな作品をCheck-inしています。