「何かを背負った男の底力」闘魂先生 Mr.ネバーギブアップ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0何かを背負った男の底力

2015年4月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

かつて最優秀教師に選ばれたものの、今はやる気ナシの落ちこぼれ教師スコット。経営難の学校とリストラ寸前の同僚を救う為、ひょんな事から総合格闘技に出場する…!

主演俳優はメタボでまるで魅力ナシ、ストーリーも音楽から格闘技に変えただけの「スクール・オブ・ロック」の亜流コメディかと思ったら、意外や面白い。

一番の見所は、主演ケヴィン・ジェームズの体を張ったファイトや、現役のUFC選手の出演。
クライマックスの試合は予定調和で出来すぎだけど、なかなか迫力もあって興奮も。

ストーリーもベタだけどちゃんとツボを抑えた作り。
主人公スコットは昔格闘技をかじった事もあり、まぐれ勝利など少~しずつ上達していく。
利益優先の学校の体制。
体を張る事でまた教師としても熱意を取り戻す。
何かを背負った男の底力。
アメリカン・コメディにありがちな下ネタ要素も無く、安心して見れる。

日本劇場未公開なので認知度は限りなくゼロに近く、一応アメリカン・コメディ故好みも分かれる。
でも、掘り出し物。

近大