藁の楯 わらのたてのレビュー・感想・評価
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万人受け。大沢たかおが叫ぶ、観せる テンポよく、感情移入必至。ワシ的に傑作。
新作時に映画館で観たのをApple TVで再鑑賞、8年ぶりか?
U-NEXT等では観れないのが残念。日テレ、もう少し寛大になれよとは思う。
とにかく藤原竜也が残忍な異常殺人者役上手いのだが。
最後同僚を殺された大沢たかおの鉄拳と慟哭に感情移入できること間違いなし。
ワシも心の中で犯人殴ってた。
世間的評価は、大きい設定に無理があるためか高く無いが
感情移入できる点と、エンドロールの氷室の音楽の親和性の良さが光る。
決して自分の中のベスト10に入る映画では無いが、ベスト20以内は不動。
評論家ウケしない典型作だが、映画は感情移入できることが一番と感じさせる佳作というより傑作。
テーマが安っぽくても良い。大沢たかおの鉄拳と慟哭に星限りなく5に近い
大沢たかおがよかった。松嶋ななこも。ストーリーは割と重厚。犯罪者の...
大沢たかおがよかった。松嶋ななこも。ストーリーは割と重厚。犯罪者の描きかたは、あれでいいのか少し疑問が残る。犯罪被害者の心の問題に真正面から取り組んだ。
面白い作品でした
とても面白いストーリーでした。
高校生辺りに学校映画鑑賞させても良い位。
悪と言う物を滅ぼせば個人はスッキリするでしょうが、それが残された人間の為になるのか?と言う壮大なテーマ。
ただ、ある程度の歳を取らないとちょっと理解できないかも知れない。
親、伴侶、子供、孫と言った家族への愛が全体を通したテーマになってるし。
そして世の中で一番不幸なのは、貧乏でも無学でもなく、精神を病んでしまう事。
そんな子育て理論が理解できる人なら共感出来るかもしれないが、未成年者にはちょっと敷居高いかな。
ただ、中学生に「蒲田行進曲」と言うさらに敷居の高い映画を見せた自分の出身バカ中学よりはこちらの映画の方がマシかと。
流石に蒲田行進曲は映画背景、ストーリー、中学生には何ら共感できる点が無かったわ。
胸糞悪い
ストーリーの設定が抜群ですね。登場人物の様々な葛藤は見応えがあった。私自身も考えさせられたが、自分から殺す事はなくとも、守ろうなんて気持ちには全くなれないと思う。テーマが重く救いが無いためか、エンディングでバディの息子と仲良く過ごしているかの様なシーンがあったが、母親が殺されてニコニコしている3年生が、いるだろうか?最後まで胸糞が悪い作品だった
主演の大沢たかおさん、藤原竜也さんの演技力。
映画後半、大沢たかおさんのセリフでとても印象に残っているものがあります。「5人の中で1番お前を殺したいのはこの俺だ。」任務と自分の気持ちという中で葛藤しているのがこの一言で表されていました。自分ならどうするか。殺してしまうのだろうかと終始考えていました。
藤原竜也さんの幼稚でサイコパスな役でしたが、さすがの演技力です。映画としては、胸糞で誰1人幸せになれていません。
低評価なのが信じられないクオリティ
ただ後味は悪いし胸糞も悪い。
テーマはこれ以上ないくらい重いし、見終わった後は気分が暗くなる。
でも、それぐらい影響力があって、映画自体にパワーがあるってことなの。
これを10点にすると人格が疑われそうだけど、2時間映画に引き込まれたということに関しては、勇気を持って満点を付けました。
少しネットで話題になってたから選んだ映画だったけど、低評価だったから若干心配はしてたんだ。
だからハードルを超えやすかったのもあるかもしれない。
掘り出し物としては上々だけど、軽々しく人に薦められない映画だよね。
なんで評価が低いのだろうか。
やっぱり心情的に高得点を付けにくい内容だからかね。勿体ない。
10億で他人を殺せるか?
これを考えながら観てしまった。
清丸の起こした犯罪は身内でなくとも許しがたい。
悪いやつだから殺して金を貰おう…と天誅喰らわせる気分になってしまう私(笑)
あれだけの金額だし、チャンスが見いだせるならやるだろうと思ってしまう。
作中では清丸を狙う人間が次々と現れる。
そりゃそうだ、退職金よりはるかに多い報酬を払ってくれると思ったら、コンプライアンス遵守とかぶっ飛ぶ人も大勢いるだろうな。
と、こう言った部分に惹かれて作品を観たけど、何だろう、ウソ臭さみたいなものを感じてしまった。もうひとつのめり込めなかった。
誰が悪いとはいわないが、テンポとシーンシーンの繋がりが悪かった気がする。
クズを殺さず守れるか?
WOWOWシネマで鑑賞。
原作は既読です。
作品のアタリ・ハズレがめちゃくちゃ極端な三池崇史監督ですが、本作は完璧なアタリ、てか大アタリ。テンポ良くサクサクと、しかし緊迫感を忘れず、しかもテーマが散漫になっておらず、しっかりと訴え掛けて来ました。
こんなクズ、守れと言われても、正直守れる自信ない…
[余談]
清丸たちが乗っていた新幹線ですが、なんか台湾新幹線みたいなデザインだなぁ、と思ってたら、本当に台湾新幹線が撮影に使われていたみたいで、びっくりしました(笑)。
犯人の命に10億円の賞金を懸ける
凶悪犯に殺された少女を孫に持つ財界の大物が、犯人の命に10億円の賞金を懸ける。日本全国がにわかに殺気立つ中、警視庁は5人の警官に犯人を護送させようとするが、次から次へと邪魔者が現われ凶悪犯を九州から東京まで護送できるのか。と面白そうな話だけど、護衛警官が犯人に殺されたり、護衛警官が主人公一人でタクシーで護送したりと、現実離れしてて残念だった。
【鑑賞後の気分の悪さが半端ない作品。それは、藤原竜也の怪演に起因するのは間違いない。】
ー2013年当時、藤原竜也は”あの声で”叫んではいなかった・・。-
幼女二人を殺めた人間の屑、清丸(藤原竜也)に、孫を殺された財界の大物・蜷川(山崎努)が”懸賞金10億円を出すので殺して欲しい”という新聞全面広告を掲載するところから物語は始まる。
身の危険を感じた清丸が出頭した福岡から、警視庁へ移送する5人のSPと刑事達。
お金に困った人たちが、清丸を衝け狙い、次々に襲い掛かる。(警官も範疇に含まれる。)
だが、次々と刑事、SP達は殺され・・。
■スリリングなアクションはなかなか。
・序盤の大型トラック前転シーンなど(CGかな?)
・キヨマルサイトの情報提供者は誰だ!
■”突っ込み所満載”の映画である。
・え、10億円程度で身の危険も顧みずに”人間の屑”を殺しに行くかなあ・・。(後から、理由は明かされるが同情すべき人もいるが、ギャンブルでの借金返済のためって・・)
・わざわざ、警視庁に連れて行く必要があるの?(これを否定すると、映画になりませんが・・)
・清丸の猟奇的気質を育んでしまった背景がしっかりと描かれていない。(お母さんは、責任を感じて自死するような方だし・・)
<ラストの清丸に死刑宣告が下された後の彼のセリフが、もう・・。
しかし、藤原竜也が醸し出す狂気の片鱗は感じたかな。>
■”きうちかずひろ” 監督・脚本作としては、勝手ながら
「アウト&アウト」をお勧めしたいと思ってしまった。
悪人を守る仕事の意義とは?
2019年4月27日 #藁の楯 鑑賞
コンセプトはいいので原作を読んでみたくなりました。確か #ビー・バップ・ハイスクール の #木内一裕 さんが原作でしたよね。金に目が眩んだら善人でも人殺しをするということですかね。
#大沢たかお#松嶋菜々子#藤原竜也#山崎努#伊武雅刀#岸谷五朗#永山絢斗
キャスト最高です。
年齢ゆえにキャストの顔ぶれの豪華さはみやすくていいですね、期待感高まる。
題材からして暗そうだな〜と
みててやっぱ暗いな〜と
やっぱ無念の死が描かれて辛くて悲しくなる、無念ゆえにモヤるし。
油断シーンが随所にある、そこかよみたいな。
主人公たちは長距離移動して疲れが出てるんだなと勝手に補完したけど。
もっともっと混乱が生まれるかと思ったけど…ちょっと物足りない。
でも終わりの大沢たかおの迫力シーンで評価上がった。
怒りの気持ち告白のシーンは見どころだぞ!って身構えてたら、本当にとってもこわかった。
洋画では感じられない、怒りが伝わるシーン?
世のオジサンが若者に捲し立てるあの感じが濃縮された…、(て言うとつまらなそうだけど)自国映画でより強く感じたんだと思う。
圧倒されて俳優はすごいなあ〜ってみれました。
感情移入めっちゃするんで、自分もきっと空想のストーリーをたててその想いを抱いて生きてくんだろうな〜と
このシーンはとっても入り込めました。
藤原竜也のこういった役のはまり方は何回見ても不思議。
松嶋菜々子が高校生くらい若く見えて、他にも豪華キャストで、総合的にとっても楽しめました。
藤原竜也は変態にみえない。
つっこみどころは沢山ある。
あんなに何十台も護衛するかー?その割にSPふたりって。とかね。
でも題材に常に問われ考えさせられる時点で映画としては勝ちなんだと思う。
世の中に死んでいい人間なんていない
って何かの映画では力説してたけど
死んだほうが良い人間はいるんだよ。
どうやったって悪な人間。
藤原竜也は熱演してるんだけどそういう意味で本当にヤバい人には見えないのが残念。
瑛太が他の映画で大人になった酒鬼薔薇聖斗をやってたけどリアルだったよ。
ラスト清丸が死刑になっても白岩と永山エイジの役の死は無駄だったとモヤっとするラスト。
リアリティ皆無
見ていて頭が痛くなるような、ご都合主義の展開の積み重ね。
監督が悪いのか脚本家が悪いのか、シーン一つ一つに説得力が無く、意味も無く、整合性もありません。
アクションシーンを撮影する為に台湾ロケを行った事について、三池監督は「日本ではここまでという(映画製作者側の)了解を崩そうと思った」と発言していましたが、こんなの撮ってるからまだまだ日本の映画の枠が広がらないんじゃないかな……と感じました。
珍しい題材
犯人を安全に輸送する事が目的の作品故に、展開がいまいちパッとしない。藤原竜也演ずる清丸の態度に終始イライラ。人がお金でいくらでも動かせることの虚しさに嫌気がさした。
随分、高評価ですね。
皆様も書いていらっしゃるので敢えて細かい点は書きませんが、ツッコミ所が多かったですね。
着想は悪くないのですが、僕みたいな素人でも、殺す側・守る側どちらの立場になっても、もう少し上手くやる自信があるかな(;^_^A
舞台を外国にして、ストーリーを全体的に考え直せばかなり面白い作品になりそうですね。
ただ、キャストは悪くなかったですし、勢いはあったので、それなりに楽しめましたし、法律遵守かそれとも法律など無視して下衆な犯罪者は殺してしまうべきか、どちらの気持ちもわかるだけに考えさせられる作品ではありました。
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