劇場公開日 2024年3月1日

「松田はマジメが鉄板」舟を編む クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0松田はマジメが鉄板

2019年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

知的

地味な内容でしたが、面白い内容でした。
企画から発売まで20年はかかる国語辞典の裏舞台を、
馬締光也(松田)を中心に大河ドラマのように仕上がってました。

馬締は「大学院で言語学専攻」で、
最初営業に配属って、どう見ても配置ミス。
辞書を作るために生まれた男、にしか見えないのは、
若干ファンタジー。
ラブレターの件も、時代を逆行したファンタジー。
かなり笑ったけど。(戦国武将かよ!のトコね)

登場人物が少ない分、それぞれの個性が際立っており、
初めは辞書製作にネガティブな面々も、
西岡(オダギリ)が次第に馬締に協力的になったり、
岸辺(黒木)も段段辞書製作にハマっていくのが楽しい。

あと、やっぱり宮崎あおいは別格。
彼女は料理作る役が多い気がするが、実際も料理上手そう。

クリストフ
かせさんさんのコメント
2024年3月3日

会話の面白さは、原作者の三浦しおんの味ですね。

かせさん