「テンポ」舟を編む ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
テンポ
「スピードを持って、効率的に、コスパを考えて、仕事をする。」ことに疲れてしまった私は、この作品のテンポ感に癒されてしまいました。バブルが崩壊したとは言え、1995年は時代がまだのんびりしている様に感じます。スピーディに誰かを蹴落としながらの部だったら、この様な長丁場な仕事と辞書は出来なかったでしょう。お金を儲ける仕事とはコスパが大切でしょうが、仕事とは何かを考えさせられました。
登場人物に嫌な奴がひとりもおらず、むしろ良い人ばかりな所も好感がもてました。夢物語の様ですが、職場の人間関係はこうありたいです。
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