気狂いピエロの決闘

劇場公開日:

気狂いピエロの決闘

解説

「みんなのしあわせ」「マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾」などでカルト的人気を誇るスペインのアレックス・デ・ラ・イグレシア監督が、ピエロ同士の狂気に満ちた戦いを描いた異色作。2010年・第67回ベネチア国際映画祭で審査員長のクエンティン・タランティーノも賞賛し、監督賞と脚本賞を受賞した。「泣き虫ピエロ」としてサーカス団で働き始めたハビエルだったが、人気道化師で「怒りのピエロ」役をしているセルジオが、妻のナタリアを殴っている現場を目撃。ナタリアを助けたハビエルは、セルジオと争うようになり、やがて2人の戦いは常軌を逸した市街戦へと発展していく。カンヌ、ベルリン、ベネチアの3大映画祭受賞作を中心に日本未公開だった作品を一挙上映する「三大映画祭週間2012」で公開。

2010年製作/107分/スペイン・フランス合作
原題:Balada triste de trompeta
配給:熱帯美術館
劇場公開日:2012年8月4日

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映画レビュー

2.5ストーリーに纏まりが無い

2017年6月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

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万年 東一

3.5怖すぎる

2015年12月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ふ

4.0虚無感

2014年7月4日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

笑える

怖い

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Yuune.

2.5カルトの恐怖

2014年3月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

単純

身体に負った傷痍が、元来 頑丈に出来ていた(若しくは生きていく上で止むを得ず 分厚くなった)心迄 深く えぐる。
冒頭だけを観ると violence と stylish どちらにも振れそうな構成であるが、本編は無慈悲にも徹頭徹尾“着飾られた”暴虐の世界で貫かれる。

「俺って cult な映画 観てんちゃうん♪」等と暢気な感想を抱く間も無く、ジリジリと熱い質量が観客の心を深く深く切り刻んでいく。
想像の範囲を上回る傷の深さが逆に本質的な痛みを想像させる。
病的な依存性に蝕まれていく様な感覚。。。決して歓迎したい類の物ではない。

今作を娯楽映画だと言う程 大きい器は持ち合わせていないが、“ただの精神屈折の掃き溜め”だと断罪するには余りにも完成度が高い。

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