難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTXVII PRIDE

劇場公開日:

解説

おなじみミナミの高利貸し・萬田銀次郎が、元プロ野球選手を巡る借金トラブルを解決する金融ドラマの劇場版シリーズ通算第18作。監督は「難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTXVI 借金セミナー」の萩庭貞明。天王寺大と郷力也による原作キャラクターを基に、同作の江良至が脚本を執筆。撮影監督も同じく三好和宏があたっている。主演は竹内力、ゲストスターとして「Go!」の苅谷俊介、「女学生の友」の山田辰夫が出演している。スーパー16ミリからのブローアップ。2001年4月28日より大阪・天六ホクテンザ1にて先行上映。

2001年製作/87分/日本
配給:ケイエスエス
劇場公開日:2001年12月28日

ストーリー

元“大阪ジャガーズ”の押さえのエースとして活躍していた山村は、かつて野球賭博に手を出し借金まみれになったのを銀次郎に救われ、今はタクシー運転手をしながら少年野球の監督をしている真面目な男。そんな彼が手塩にかけて育成しているピッチャーの修一郎が、大事な大会を前に引っ越すことになってしまった。どうやら、彼の父親・福知山が仕事で作った借金が原因で夜逃げするらしい。そこで、修一郎をどうしても失いたくない山村は、銀次郎に借金までして工面した800万を福知山に貸すことにする。ところがその後、福知山が修一郎と共に失踪。やっとの思いで福知山を捜し出した山村だが、うっかり借用書を取り交わすのを忘れていたのを楯に福知山に開き直られたことに腹を立て、彼に暴力を振るった罪で警察に捕まってしまう。そんな山村から借金の回収の見込みがないと判断した銀次郎は、金の受け渡しの現場を目撃していた修一郎に証言させることで福知山を改心させ、金を取り戻すことに成功する。

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