デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い

劇場公開日:

解説

沖縄を舞台に、人類滅亡を企む凶悪デジモンとテイマーズの戦いを描いた短篇ジュヴナイル・アニメーションの新シリーズ第1弾。監督は「HERMES ヘルメス 愛は風の如く」の今沢哲男。本郷あきよしによる原案を基に、「遊★戯★王 YU~GI~OH!」の小林靖子が脚本を執筆。デジタル撮影に「ONE PIECE ねじまき島の冒険」の中得覚があたっている。声の出演に「ウルトラニャン 星から舞い降りたふしぎネコ」の津村まこと、「映画 おじゃる丸 約束の夏 おじゃるとせみら」の野沢雅子ら。『2001夏 東映アニメフェア』の中の一作として公開された。

2001年製作/50分/日本
配給:東映
劇場公開日:2001年7月14日

ストーリー

夏休み。忙しい両親に代わってひとりで沖縄へ墓参りに出かけたタカトは、いとこのカイと共に、凶悪なデジモンに襲われていた少女・ミナミを助ける。ミナミは、大流行のペットソフトVペットの開発者・上原武人の娘で、父親から一台のノートパソコンを預かっていたが、その中に人類滅亡を企むメフィスモンによってVペットに仕掛けられたウイルスを破壊するワクチンがプログラムされていた為、メフィスモンに狙われたのだ。そんなメフィスモンの野望を打ち砕くべく、VPラボへ潜入するタカトたち。彼らは、ギルモンやオメガモンに誘導されデジタル空間を通って駆けつけたルキたち、そしてミナミのパソコンからリアライズしたシーサモンと共にメフィスモンと壮絶なバトルを繰り広げるが、苦戦を強いられてしまう。しかも同じ頃、日本各地ではVペットから凶悪デジモンがリアライズして大暴れを開始していた。そんな時、ミナミを守ろうとして倒れたシーサモンに駆け寄ったミナミが海で亡くした愛犬・メイの名を叫んだ。実は、シーサモンの原型であるVペット、ラブラモンは、メイの代わりとして武人が作ったもので、その名を呼ぶことでワクチンが起動するようプログラムされていたのだ。お陰で、全国の凶悪デジモンたちは次々に消去され、究極体ガルフモンへ進化したメフィスモンも完全体に進化したギルモンたちによって倒されるのであった。

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