SEX:EL

劇場公開日:

解説

性的に欝屈していた男の解放と、保守的な田舎町の閉鎖性を描いたドラマ。監督・製作・脚本・主演はジャン=マルク・バールで、本作は彼の初監督作「ラヴァーズ」に続くフリートリロジー(自由の3部作)の第2作。共演は「ラヴァーズ」のエロディ・ブシェーズ、「隣のヒットマン」のロザンナ・アークエットほか。

2000年製作/107分/フランス
原題:Too Much Flesh
配給:日活
劇場公開日:2001年12月15日

ストーリー

イリノイ州ランキン。個人の秘密を持つことができないほど閉鎖された田舎町。大地主のライル(ジャン=マルク・バール)は、初体験の時に性器が大きすぎるという中傷を受けトラウマを負って以来、20年もセックスができない精神状態にあり、5年前に契約結婚したエイミー(ロザンナ・アークエット)とも肉体関係はなかった。だがある時、彼は、自分の幼なじみで小説家として成功したヴァーノン(イアン・ヴォグト)が都会から連れてきたフランス娘のジュリエット(エロディ・ブシェーズ)に誘われ、とうもろこし畑でセックスする。それをきっかけにライルはトラウマを克服し、欲望のままにジュリエットとトレーラーハウスの中で暮らしはじめる。だがそんな彼らに町の人々は侮蔑の目を向け、嫌がらせをした。そして収穫祭の日、ライルは皆に追い掛けられ殺害されてしまうのだった。

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