三国志 第二部・長江燃ゆ!

劇場公開日:

解説

有名な中国の歴史戦記『三国志』より、劉備と天才軍師・諸葛孔明との出会い、そして曹操との赤壁の戦いのエピソードを壮大なスケールで描く長編アニメ。「三国志 第一部・英雄たちの夜明け」(92)に続く勝間田具治監督による「三国志」三部作の第二部。脚本の笠原和夫、監修の舛田利雄をはじめ、前作と同様の豪華スタッフで、声の出演の方でも、渡哲也が前作と同じ曹操役を演じている。(第三部は翌'94年3月に公開)

1993年製作/148分/日本
配給:東映
劇場公開日:1993年3月20日

ストーリー

一八〇〇年前、三国分立時代の中国。《魏》の実質的支配者・曹操の下に身を置かざるをえない状態の劉備、関羽、張飛の三人は謀反を気づかれ、バラバラになってしまう。関羽は曹操の部下・張遼の勧めに従い、劉備の妻・麗花ともども劉備の所在が分かるまでという条件つきで曹操に仕えた。一方、劉備は北国の雄・袁紹のもとに亡命し、一時は関羽と敵味方に分れて戦うが、関羽は麗花を伴い命がけの脱出を強行し、義兄弟は再会、南の荊州へ赴き新野城を任せられる。久々の平穏な日々、その中で劉備は“臥竜”と呼ばれる軍師・諸葛孔明を三顧の礼で迎えた。やがて曹操は劉備を亡き者にすべく大軍を派遣、劉備たちは民衆を連れて南下、その途中で麗花を失い、皆疲労困憊していた。孔明はこのピンチを乗り切るには、追いかけてくる曹操軍と《呉》の国とを戦わせるしかないと自ら《呉》へ赴き、支配者・孫権をけしかける。かくして“赤壁の戦い”が始まった。長江を埋めつくす一〇〇万の曹操軍の舟は、おりからの東南の風で炎上、大破していく。《呉》の勝利であった。曹操は命からがら逃げ落ち、義を重んじる関羽はこれを救った。その後劉備は荊州を奪還し、勢いを得て《蜀》の国へ向かっていった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0三顧の礼

2022年10月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

いよいよ諸葛孔明が登場、曹操、孫権と赤壁の戦いになだれ込む。
それにしても劉備は戦下手だなぁ。
関羽、張飛、趙雲ら武将と軍師は一流なんだけど。

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