海軍横須賀刑務所のレビュー・感想・評価

食事の時は絶対に見ないようにしましょう。
こんな事やっていているから、日本は負ける。
50年も前なので、アナクロな表現だが、
今の日本もこの頃と全く同じ。

この頃は終身刑の方が戦争へ行かなくて良いと思うが。

上海事変は1932年。中国侵略の始まり。なんか、無責任な映画だと思う。

文太さんが珍しく荒い役ではなく海兵卒のインテリ少佐。なにをやらかして海軍刑務所にぶち込まれたのか最後まで謎である。また、兄弟分であるはずの宮様が、しれっと最前線に行けー！と言うのはある意味酷いなと思った。
勝新は殴られるのに耐える姿も暴れ殴る姿も似合う。が、どちらかといえば歯を食いしばってやられているときの姿が一番美しい。

勝新のマザコンぶり、男気に当然やられる。浅黒い松方弘樹もいるし、インテリな文太もいる。おもしろくない訳がない。リンチ、赤線、肥溜め全部揃ってる。