喜劇 トルコ風呂王将戦

劇場公開日:

解説

一獲千金を夢みるうだつのあがらない男を主人公にした風俗喜劇。脚本は「セックス喜劇 鼻血ブー」の松本功と「博奕打ち 流れ者」の鳥居元宏。監督は「喜劇 大泥棒」の渡辺祐介。撮影は「極悪坊主 飲む・打つ・買う」の鈴木重平がそれぞれ担当。

1971年製作/87分/日本
配給:東映
劇場公開日:1971年8月26日

ストーリー

男子一生の志を立て、五本の指に入る大実業家を夢みる東次郎は、あらゆる職業を転転としたものの、さっぱり芽がでず、逆に屋根打ち枯らして大坂十三に流れてきた。無一文の彼は、「極楽トルコ」の招待券を拾い、それが縁でミスソープ玉子のヒモになり、彼女のアパート桜荘にもぐり込んだ。そこには風俗嬢の千枝、明美、ゆかり、加代子や、ヒモの正ちゃん、鉄男、有馬らが住んでいた。次郎も、人生再出発を期してヒモとしての生活を始めた。次郎は「ソープ・ニューヨーク」のナンバーワン悠子の噂を聞いて彼女を手に入れてしまうと共にミスソープたちのかけ持ちヒモとして優雅に日を送るようになった。ところが、街で知り合った令嬢風の礼子に熱を上げたために、ミスソープたちは次々に次郎から離れていった。礼子にも、自分は大事業家だといってしまった手前、これを機会に事業に乗りだすことにした。手始めとしてピンクタクシーなる珍商売を始めて成功したかに見えたが、地元の暴力団中尾組に目をつけられ痛めつけられた。次郎のアイデアに感心した金貸しの川畑かねの援助でソープランド「パラダイス」を開店したが、これが大成功。そして、中尾組のソープランドと対立してしまう。かくして、ミスソープ引き抜き日本一浅井省吾が加わって、両派の争いが展開する。やがて、浅井が次郎側についたため、ついに中尾組はドスを手に「パラダイス」に乗り込んだが、警察の手で中尾は逮捕された。だが勝利の歓びも束の間、「パラダイス」は、かねがね内偵を進めていた国税庁の手で差し押さえられてしまう。

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