宇能鴻一郎の看護婦寮日記

劇場公開日:

解説

男子禁制の白い天使の館、看護婦寮に珍入した“赤い強姦魔”の大騒動を描くピンクコメディ。宇能鴻一郎の『日刊ゲンダイ』に連載された原作をもとに脚本は宮下教雄、監督は「おんなの寝室 好きくらべ」の白鳥信一、撮影は「修道女 濡れ縄ざんげ」の水野尾信正がそれぞれ担当。

1979年製作/67分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1979年3月3日

ストーリー

看護学院を出たばかりの彼女は、寮に帰るとオールドミスの先輩にいじめられる毎日を送っている。その日も、風呂場で先輩たちにお仕置を受けているとそこへ泥棒が入って来た。風呂場を覗いていた警官の銭形がやって来たときには、泥棒は既に逃げたあと。彼女はパンティを、先輩たちは愛用の電動コケシを盗まれた。銭形によると、パンティを盗まれた女は必ず強姦されると言う。そして人はその泥棒を“赤い強姦魔”と呼ぶ。その日から、彼女には周囲の人がみな“赤い強姦魔”に見えてくる。病院の方は相変わらず忙がしい。診察台の上で若い男性の患者と、気持よさそうに治療する女先生。若先生のマザコンを直そうと、院長先生は彼女をベッドに大股開きで縛りつけると、若先生はガ然ハッスル。実はマザコンは、医者になりたくないための嘘だったのだ。ある日彼女は人工受精の精液を盗まれてしまった。彼女はなんとか都合をつけようと、ボイラーマンの善さんにたのんだ。彼女が後ろを向いていると、善さんはコンドームを取りだした。超LLサイズの赤いコンドームだ。太くてキツーイ一発に彼女は失神してしまい善さんが“赤い強姦魔”とは気がつかない。そのあと、銭形が善さんを追ったが見つからない。彼女は善さんの赤いコンドームを今も待っている。

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