こちら葛飾区亀有公園前派出所

劇場公開日:

解説

山止たつひこ(秋本治)原作の同題名漫画の映画化。亀有派出所を舞台に、そこに勤務するライバル同志の二人の警察官に、町内の住民などが加わり、大騒動を起こしていく。脚本は「新女囚さそり 特殊房X(エックス)」の鴨井達比古、監督は「サーキットの狼」の山口和彦、撮影は「地獄の天使 紅い爆音」の中島芳男がそれぞれ担当。

1977年製作/80分/日本
配給:東映
劇場公開日:1977年12月24日

ストーリー

亀有公園前派出所は、両津巡査長、同僚の戸塚巡査長、それに先輩格の寺井巡査長らが自ら事件をおこすため、いつもてんやわんやの事件の渦中にある。両津と戸塚は派出所勤務のかたわら競馬新聞を買って研究するが、馬券は当ったためしがない。そのため、給料日の数日後は財布はからである。ある日、二枚目の中川巡査が二人のいる派出所に配置される。彼はスーパーカーで出勤する新人なのであった。中川の派出所勤務初日、中川のもとに三人の女性がお祝いのために駆けつける。中川は三人の女性を両津と戸塚に紹介する。二人は何とか気に入られようとするが、結局はふられてしまう。数日後、姉をたよって上京して来たサユリが派出所を尋ねてくる。両津は親切に家まで送っていくが、姉のユリ子は外泊していて留守であった。その頃、派出所には隣町の警察署からマリ子が公然猥褻物陳列罪で留置されたという知らせが入ってくる。両津、戸塚は早速警察署にのり込み、マリ子を強引に釈放させる。そんなおり、サユリに芸能界に顔がきくという男がつきまとっているという情報が届く。サユリに憧れている両津は調査にのりだし、酒井というその男を逮捕してしまう。この男は、香港ルートの人身売買組織の一員であったことから両津は警視総監賞をもらう。しかし、酒井釈放を要求して、派出所は酒井の一味に交番ジャックされてしまう。

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