劇場公開日 1994年6月25日

風の丘を越えて 西便制のレビュー・感想・評価

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5.0韓流以前の名作

2023年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

ずいぶん昔に観まして、
タイトルさえうろ覚えだったものの、
パンソリの歌声があまりにも
美しく哀しいのが印象的で
忘れられずにいました。

近代化していくにつれて
職を追われていくパンソリ。
国も仕事も違っても
日本で今同じような状況にある仕事人も多いのでは。

細かいところはちょっと忘れてしまいました。すいません。
映画は多少できすぎな感もありつつも、
姉弟、それに父の抱えてる
(日本語で言うなら)業とでもいうものがぶつかりあい、
最後ではそれが浄化されるかのような。

草原をわたる歌と太鼓に魂がふるえます。

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こまめぞう

5.0韓国映画のマイベスト

2019年4月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

韓流ブームが始まるずっと前だったが、岩波ホールでこの映画を偶然鑑賞した。「感動」という言葉が陳腐に思えるような、絶句するほど素晴らしい作品だった。その後、韓流ブームもあり、韓国映画を数多く観てきたけれど、今も私の韓国映画ベストワンです。
人間とは、人と人の繋がりとは、家族とは、芸事とは、そして生きるとは…色々なことを感じ、考えさせられる映画でした。そして、この映画を通じて、韓国のパンソリという伝統音楽にも興味を持ちました。
先日、ソウルに行って、大韓民国歴史博物館という所を見学したら、現代史のコーナーで韓流映画が紹介されていて、その中でもメインでこの映画が取り上げられていました。それを見て、韓国でもこの映画は重要な意味を持つ映画なんだな、と改めて認識しました。

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Rosa