BM15必死の潜行

劇場公開日:

解説

実話にもとづいてフランク・ローンダーとピーター・バーンズが脚色、TVのロバート・トロンソンが監督したスパイ・ドラマ。撮影はアーサー・レービスが担当した。出演は「007/危機一発」のバーナード・リー、「怪獣ゴルゴ」のウィリアム・シルベスター、「フロイド」のデイヴィッド・コソフ、ほかにマーガレット・タイザック、ナンシー・ネヴィンソンなど。製作は「絶壁の彼方に」のレスリー・ギリアット。

1964年製作/イギリス
原題:Ring of Spies
配給:アライド・アーチスツ
劇場公開日:1965年4月27日

ストーリー

ホウトン(バーナード・リー)はワルシャワのポーランド駐在英国大使館を大失態を演じて馘になり、帰国してポーランドの英国海軍水中兵器本部に勤務することになった。そこはミサイルなどを含む重要研究機関でソ連側スパイの注目している場所だった。ある日未知の男から呼び出しがあり、多額の礼金をうけソ連側に情報を売ることにした。スパイ団の有力な幹部ロンズデール(ウィリアム・シルベスター)にも紹介された。ホウトンは彼の助言もあって、同じ事務所で働いているオールドミス、ギー(マーガレット・タイザック)を仲間に入れた。彼女も金と男の愛情に眩惑されたのだ。二人はロンズデールの指示に従って極秘書類を盗みだし復写した。英国の軍事機密がソ連側に漏れた様子に対スパイ特務機関のM15がロンドン警視庁の協力を得て調査を開始した。一方、私生活の乱脈を怪しんだ警察はM15に連絡、盗聴用隠しマイクをとりつけてホウトンらの秘密は暴かれたのであった。かくして強力なスパイ網の一つは壊滅された。

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