突然炎のごとく(1961)

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劇場公開日:

突然炎のごとく(1961)

解説

フランソワ・トリュフォーがアンリ=ピエール・ロシェの小説をもとに撮りあげた長編第3作で、親友同士の2人の男と1人の女が長年にわたって織りなす恋愛模様をつづった名作ラブストーリー。パリ、モンパルナスで出会ったオーストリア出身のジュールとフランス出身のジム。ともに文学青年である2人はすぐに意気投合し、親友になる。ある日、カトリーヌという女性と知り合った2人はそろって彼女に夢中になるが、自由奔放な彼女に翻弄され……。「死刑台のエレベーター」のジャンヌ・モローが奔放で破滅的なヒロイン役を魅力的に演じた。

1961年製作/107分/フランス
原題:Jules et Jim
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2022年6月26日

その他の公開日:1964年2月1日(日本初公開)、1999年5月、2018年2月17日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)1962 LES FILMS DU CARROSSE/ SEDI

映画レビュー

5.0度肝を抜かれた。

2023年7月13日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

難しい

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Kumiko

3.0三角関係

2023年7月2日
iPhoneアプリから投稿

これでトリュフォー作品は
「恋のエチュード」に続き2作目。
また三角関係の話である。

と思いきや、本作は特に三角関係とは
また別ジャンルである気がしている。

と言うのも、まるで三人の関係は
取り合いや略奪では無く、多夫一妻に近い形で
ポリアモリーな関係に見えるのである。
三角関係の定義は知らないが、
よくあるドロドロした感じでもない。

そしてラストは突然訪れる。
あの空虚な終わり方は好きだった。
中盤、川に身を投げたのと同じような衝動で
ラストも川に身を預ける。

ジャンヌ・モローは撮影が大変だったろうなと思う。

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JYARI

4.0観たかった度◎鑑賞後の満足度○

2023年6月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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もーさん

3.0生き辛かったであろうカトリーヌが哀れ

2023年4月14日
Androidアプリから投稿

「智に働けば角が立つ 情に棹させば流される 意地を通せば窮屈だ」
夏目漱石の「草枕」の冒頭に出てくる有名な言葉ですが、これを思い起こしました。評論子は。本作のカトリーヌの生き様を観て。
きっと自由奔放に生きたかったのでしょうね、この世の柵(しがらみ)に、何ら束縛されることなく。己の情念の趣くままに。
(そして、結局は、突然に炎のごとく燃え上がった情念のまま行動して、この結末。)

カテゴライズされた世間一般の「枠組み」の中では生き辛かったであろう彼女を哀れに思うとともに、彼女に翻弄されても少しも変わらなかったジムとジュールとの友情の厚さに、胸が痛くなる一本でもありました。評論子には。

佳作であったと思います。

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talkie
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