レナルド&クララ

劇場公開日:

解説

75年10月に行なわれたボブ・ディランのローリング・サンダー・レヴュー・ツァーに、歌手とその恋人、そして白衣を着た娼婦との三角関係の話が錯綜して展開する。ディラン自ら監督し脚本を書き、追加台詞はサム・シェパード、撮影はデイヴィッド・マイアース、ポール・H・ゴールドスミス、ハワード・アルク、マイケル・レヴィン、録音はゲーリー・ブルジョワ、L・A・ジョンソン、編集はボブ・ディラン、ハワード・アルクが各々担当。出演はボブ・ディラン、前妻サラ・ディラン、ジョアン・バエズ、ロニー・ホーキンス、ロニー・ブレイクリー、アレン・ギンズバーグなど。なお米国で最初に公開された上映時間3時間52分版を再編集したもので、オリジナルにあったアーロ・ガスリー、ロバータ・フラックの場面はカットされている。音楽面についての監修は菅野ヘッケル。

1978年製作/116分/アメリカ
原題:Renald & Clara
配給:テレキャスジャパン提供/キョードー東京配給
劇場公開日:1978年10月14日

ストーリー

歌手のレナルド(ボブ・ディラン)は、恋人クララ(サラ・ディラン)らと一緒に、コンサート活動で全国をまわっている。レナルドは詩人のアレン・ギンズバーグと、50年代のアングラ作家として有名なジャック・ケラワックの墓を訪ねたり、北国で白い服を着た娼婦(ジョアン・バエズ)と馬に乗ったりする。コンサート・ツアーをしめくくるローリング・サンダー・レヴューの会場には、娼婦の他にボブ・ディラン(ロニー・ホーキンス)やディラン夫人(ロニー・ブレイクリー)もやって来た。ステージでは、レナルドはもち論のこと娼婦やディラン夫人まで歌を披露する。

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