21歳なりし頃

解説

H・V・エスモンド原作の舞台劇を脚色したもので、「暁の前1時間」「二十三時間半」などの監督をしたヘンリー・キングが監督し、H・B・ワーナーが主演した人情活劇で相手は「死の極印」出演のクレア・アンダーソンである。

1921年製作/アメリカ
原題:When We Were Twenty One

ストーリー

ディック・ケイリウは自分の保護するリチャード・オウデインが、フィリス・エリクスンという美しい娘と結婚することを限りない望みとしていたのであるが、リチャードがカラという妖婦に迷って結婚してしまったのを知らずに、カラの不貞さを示すために吾身の名誉までもすてようとしたが、カラはリチャードが金がないのを見てデーヴという男と手をたずさえて去る。フィリスは実はディックを恋していたのであるが、彼を喜ばせるためにリチャードとの結婚を承諾していたのである。彼女はここに至ってディックに我が胸中を示したのである。

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