ドラキュラ ゾルタン

劇場公開日:

解説

ドラキュラの飼い犬までもが吸血鬼と化して人間を襲うという恐怖映画。製作はアルバート・バンドとフランク・レイ・ペリリ、監督はアルバート・バンド。脚本は製作者のフランク・レイ・ペリリ、撮影はブルース・ローガン、音楽はアンドリュー・ベリング、メークアップはスタン・ウィンストンが各々担当。出演はマイケル・パタキ、ホセ・フェラー、レジー・ナルダー、ジャン・シェタン、リビー・チェース、ジョン・レヴィン、シミー・ボウなど。

1976年製作/アメリカ
原題:Zoltan...Hound of Doracula
配給:ジョイパックフィルム
劇場公開日:1978年8月26日

ストーリー

軍事演習の行なわれているある村はずれの山でドラキュラの墓が発見された。兵隊達は恐る恐る墓の中に足を踏み入れるが、突然地震がおき、地響と共にドラキュラの愛犬ゾルタンの棺がコンクリートのフタを打ち破り、兵隊たちの目の前に落ちて来る。兵隊がフタを開き杭を抜き去ったと同時にゾルタンの魂が甦り、兵隊のノド元を襲い生き血を吸う。さらにゾルタンは主人であるシュミット(レジー・ナルダー)の棺を開け、木の杭を抜く。こうして、ふたつの生命が甦った。この事件を担当することになったブロンコ警部(ホセ・フェラー)は、シュミットらが従属的吸血鬼であるためロスアンジェルスのキトリッジ街に住む曽祖父ドラキュラの子孫であるマイケル(マイケル・パタキ)を探し当てるだろうと推測し渡米する。一方、何も知らないマイケルは、家族そろってのキャンプを計画し、ビックベアに向っていた。大きなキャンパーには妻マルタ(ジャン・シェタン)、娘リンダ(リビー・チェース)、息子スティーブ(ジョン・レヴィン)、それに愛犬サムソン、アニーと小犬の3匹を同乗させていた。そしてその直ぐ後からシュミットの運転する霊柩車が静かに走っていた。その晩からシュミットとゾルタンはマイケル一家を襲いはじめ、マイケルの犬、釣り人の犬などを次々に吸血犬にしマイケルを襲う準備にかかっていた。そんな時に到着したブロンコ警部はマイケルに事の起こりを説明し、妻と子供を帰宅させ、彼らふたりはシュミットとゾルタン、そして吸血犬を殺すべく居残る。真夜中、ゾルタンら数匹の吸血犬が小屋をめがけて襲いかかってくるが、マイケルは十字架、ブロンコ警部は天井板のおかげで命拾いする。それらの出来事を信じない森林警察の態度からふたりは自力で作戦を考え、シュミットをはじめ吸血犬たちの心臓に木の杭を打ちこむことに成功する。しかし、ホッとしたのも束の間サムソンとアニーの小犬が吸血犬と化し、夜になるとビックベアを生き血を求めてさまようのだった。

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