ターゲット(1985)

劇場公開日:

解説

欧州旅行中に組織に誘拐された妻の救出に乗り出す父子を描くスパイ・アクション。製作はリチャード・D・ザナックとデイヴィッド・ブラウン、監督は「フォー・フレンズ<4つの青春>」のアーサー・ペン、脚本はハワード・バークとドン・ピーターセン、撮影はジャン・トゥールニエ、音楽はマイケル・スモールが担当。出演はジーン・ハックマンほか。

1985年製作/117分/アメリカ
原題:Target
配給:東映クラシックフィルム
劇場公開日:1985年12月7日

ストーリー

アメリカのテキサス州ダラスで平凡な家庭を持つウォルター(ジーン・ハックマン)は、欧州旅行中に行方不明となった妻ドナ(ゲール・ハニカット)を捜すため、日頃父子関係が余りうまくいっていない息子クリス(マット・ディロン)と共に、パリヘ飛ぶ。早速、ウォルターは殺し屋グラーセス(ジャン=ポール・デュボワ)らに命を狙われそうになるが、領事館へ行き、旧友テイバー(ジョセフ・ソマー)と連絡をつけ、ドナの捜索協力を求めた。やがて、ウォルターは再び殺し屋に狙われそうになり、クリスの機転で助かる。そして、わけのわからぬクリスは、ウォルターが以前CIAのスパイで、テイバーは今もCIAと知り、父の意外な過去に驚くが、父と協力して母の捜索に本格的に乗り出すことになった。ウォルターは昔の恋人リセ(ヴィクトリア・フョドローヴァ)に会い、大佐(リチャード・マンチ)を紹介してもらい、この誘拐事件が実は16年前に家族を惨殺された東独スパイのシュローダー(ハーバート・バーゴフ)によるものとつきとめる。シュローダーはその犯人がウォルターと信じ、彼に復讐しようとしていたのだ。西べルリンに飛び、東ベルリンに入ろうとするウォルターは、三たび殺し屋に狙われる。この殺し屋の依頼主は、シュローダーではない。では一体誰が? 東べルリンでシュローダーと会ったウォルターは、16年前の身の潔白を説明し、今自分を狙っている謎の人物こそシュローダーの真の敵だろうとして、彼と2人でこの人物をおびき出す計画をたてた。テイバーの許にいるクリスとウォルターは街はずれの格納庫でおちあい、ドナを無事救出。クリスのあとをつけてきたテイバーは、現われたシュローダーに真犯人は自分と認め、シュローダーはテイバーを道づれに自爆。燃えさかる格納庫をバツクにウオルター、クリス、ドナの3人は熱い絆を確認し合うのだった。

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