0011ナポレオン・ソロ 地球を盗む男

劇場公開日:

解説

ナポレオン・ソロ・シリーズの8作目。脚本は、「ミニコプター作戦」のノーマン・ヒューディス、TV畑の新人サットン・ローリーが監督した。撮影はロバート・ハウザー、音楽は「スラッシュの要塞」のリチャード・ショアーズが担当した。出演はロバート・ヴォーン、デイヴィッド・マッカラム、レオ・G・キャロルのほかに、バリー・サリヴァン、エレノア・パーカー、レスリー・ニールセンなど。製作はアンソニー・スピナー。

1968年製作/アメリカ
原題:How to Steal the World
配給:MGM
劇場公開日:1968年9月13日

ストーリー

マカオ郊外。ナポレオン・ソロ(ロバート・ヴォーン)とイリア・クリアキン(デイヴィッド・マッカラム)はこの地のアンクル支部と協力してホンコン避難民救済委員会の名に隠れたスラッシュの拠点を攻撃していた。攻撃は2人の意のままと思われたが、スラッシュの出先幹部ウェッブが、アンクルの捜査員キングスリーを連れて行方不明になってしまった。これがきっかけとなったかのように、奇怪な蒸発事件がつぎつぎと起こった。そして化学者のエリクソン博士がベルリンで蒸発。その直後、博士の娘アンナがベルリンを発った。ソロとイリアは博士の居所が分かるかもしれないと考え、彼女を尾行。ヘリコプター、ヨットと乗りかえ危機一髪というめにもあったが、無事ニューヨークの本部に帰り着いた。だがアンナを見失ってしまった。そして、電子学の権威バノベック博士がチェコのプラハで蒸発した、とのニュースが入った。彼ばかりでなく、高名な学者が次々と蒸発していった。ソロは、この学者の1人ギャロー博士が乗っていると思われる飛行機を追跡したが、その途中、インドのヒマラヤ山中で、突然ミサイル攻撃を受け墜落。ソロの遭難を知ったイリヤは、すぐインドへ。そして、仲間のキングスリーが、スラッシュの莫大な資金援助を受けて構築した作戦本部を見いだした。そこでは、エリクソン博士の発明したガスを用いて、世界中の人間を、自由意志のない無抵抗な群衆と化し、彼の思いのままに動かそうという計画が進められていた。キングスリーは香港の妻マーギッタ(カリナー・パーカー)に連絡し、至急こちらに来るように促した。ソロは、ここに捕まえられ、スラッシュの幹部となるよう要請されていた。もちろん断ったソロ。そして、イリアも捕まえられ、2人は実験台にかけられそうになったが、父を追ってきたアンナと、ギャロー博士の息子スティーブンに救われた。やがてソロとイリアは、空から基地のコントロール室に攻撃を加え、この悪質な計画本部を破壊したのである。

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