素晴らしき男

劇場公開日:

解説

原作者エリオット・ベーカー自身の手による脚本を、アーヴィン・カーシュナーが監督したコメディー。撮影は「エデンの東」のテッド・マッコード、音楽は「引き裂かれたカーテン」のジョン・アディソンが担当。出演は「007シリーズ」のショーン・コネリー、ジョアン・ウッドワード、ジーン・セバーグ、パトリック・オニールほか。製作はジェローム・ヘルマン。

1966年製作/アメリカ
原題:A Fine Madness
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1966年10月4日

ストーリー

サムソン(ショーン・コネリー)はビート詩人で、ニューヨーク下町の安アパートに住み、生活のため、しがないカーペット掃除人などをやっている。そして女房のローダ(ジョアン・ウッドワード)は美人で男まさりである。サムソンは以前別れた妻との間に未払の慰籍料300 ドルが残っていて弁護士に追われていた。その金のため彼はいやいや女性教養グループの詩の朗読を引き受けたものの、当日になると、正体もなく酔っぱらい淑女連中を侮辱する始末で、散々な目に会った。ローダはそんなサムソンを見るにつけ、以前テレビでウェスト(パトリック・オニール)という医者の言った症状と、夫の様子が似ているので、博士に診てもらおうとして、サムソンの出演料200ドルを主催者からふんだくった。またこのウェスト博士の妻リディア(ジーン・セバーグ)はぜいたくな毎日が退屈で仕方なく、野性そのもののサムソンの魅力にとりつかれていた。さてサムソンは弁護士や彼に頼まれた警官から執拗に慰籍料の請求をうけ、例の詩の朗読会の出演料200ドルを、ローダからせしめようとしたが、その金は診察料としてウェスト博士の手に渡っていた。早速それを取戻そうとしたサムソンはウェスト博士のオフィスへ出向いたが、警察につけられていることを知って、博士が理事長をしている研究所へ逃げ込み、また博士の勧めもあって、そこで静かな2週間を送ることとなった。ところがある日、リディアが夫について現れたため、珍騒動が勃発した。サムソンの前額脳葉手術は中止となったが、この手術がきっかけですっかり夫に愛想をつかしたリディアは離婚を決意、サムソンと会ったが、結局実を結ばなかった。サムソンはローダと連れそってわが家へと急いだ。

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