気球船探検

劇場公開日:

解説

ジュール・ヴェルヌの小説の映画化。製作・監督アーウィン・アレン、脚色アーウィン・アレンとチャールズ・ベネット、撮影ウィントン・ホック、音楽ポール・ソーテルはいずれも「地球の危機」のスタッフ。出演は「サヨナラ」のレッド・バトンズ、「哀愁物語」のサー・セドリック・ハードウィック、「アラスカ魂(1960)」のフェビアンのほかバーバラ・イーデン、ピーター・ローレなど。

1962年製作/アメリカ
原題:Five Weeks In A Balloon
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1962年12月2日

ストーリー

1863年。スコットランドの有名な科学者であり発明家であるサミュエル・ファガソン教授(サー・セドリック・ハードウィック)が助手のジャック・ベルレーヌ(フェビアン)と協力してつくり出した巨大な風船は、砂袋やガスの調整をしないで自由に上昇降下できる、驚異的大発明である。風船旅行が行われる前日、ファガソン教授にイギリス首相から電話がかかってくる。国際奴隷商団がアフリカ西から大規模な奴隷狩りを始めたからそれを阻止するため、ボルタ河まで4000マイルの地域をイギリス領にしたいと言うのだった。当時イギリスでは黒人奴隷を禁止していた。ファガソン教授、助手のジャック、米人記者ドナルド(レッド・バトンズ)を乗せた風船は、まずアフリカ東海岸近くのザンジバル島へ着く。そこでドナルドは奴隷商人の手からマイカという黒人美女を救う。が、マイカを取り戻そうとする原住民に追われ、一行は風船に乗り脱出する。マイカもこっそり風船に乗る。一行を乗せた風船はハザク村に不時着し、原住民たちに月世界の人間と思われる。そこへ奴隷商人が女奴隷スーザン(バーバラ・イーデン)を引っぱってくる。彼女はアメリカのミッションスクールの教師だった。ドナルドは早速スーザンを救い出し風船で脱出する。その後、サハラ砂漠上空で砂嵐に遭い、オアシスに不時着する。間もなくファガソン、スーザン、マイカがタウレグ族に捕われ連れて行かれる。が、空から降りてきた風船に全員救われる。そのドサクサ中に風船が、原住民のダンビラで大孔を開けられる。風船はボルタ河さして進むうち遂にボルタ河上に下降する。ドナルドは早速岸にイギリス国旗を立てる。そこへタウログ族の隊長がドナルドへ銃口を向けたが、間髪いれず捕虜の奴隷商人アーメットが投げたナイフで倒れる。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る