俺俺

劇場公開日:

俺俺

解説

大江健三郎賞を受賞した星野智幸の同名小説を、アイドルグループ「KAT-TUN」の亀梨和也主演で映画化。監督は「インスタント沼」「転々」の三木聡。日常に不満を持ちながらも平凡な生活を送る青年・永野均が、なりゆきでオレオレ詐欺をしたことから、自分の知らない「俺」が増殖し、やがて「俺」同士が互いを削除しあうという異色サスペンス。「ミリタリーマニアの俺」「巨乳の俺」「全身タトゥの俺」など、亀梨が20人以上のキャラクターを演じ分ける。家電量販店で働く均に奇妙な仕事の依頼をしてくるミステリアスなヒロイン・サヤカ役で内田有紀、均の上司・タジマ役で加瀬亮が共演。ふせえり、岩松了、松重豊、松尾スズキら三木組の常連俳優も顔をそろえる。

2013年製作/119分/G/日本
配給:ジェイ・ストーム
劇場公開日:2013年5月25日

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(C)2012 J Storm Inc.

映画レビュー

???????

2022年9月4日
iPhoneアプリから投稿

なんですか この映画は?
亀梨自身は一体どういう気持ちで演じてたんだろう
面白いって思ってるのかな?
まだ自分、亀梨が好きだから我慢して観れたけどファンじゃない人は途中で断念すると思うよ

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わんわん

3.5亀梨がいっぱい

2022年3月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

怖い

初鑑賞

原作未読
原作は大江健三郎賞を受賞している
芥川賞や本屋大賞に比べると微妙である

監督と脚本は『イン・ザ・プール』『亀は意外と速く泳ぐ』『転々』『インスタント沼』『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』『大怪獣のあとしまつ』の三木聡

オレオレ詐欺をやったことがきっかけで亀梨くんが増殖する話
増殖に反発するかのように削除されていく
まさしく『世にも奇妙な物語』のようなシュールなサスペンスコメディー
理屈抜きの娯楽映画
嫌いじゃない
むしろ好き
亀梨くんのバトルロワイヤル
火の鳥の生命編を思い出した
被害者にお金を返したら元に戻った

体が女の亀梨くんに興奮した
声だけ加瀬亮でタジマになった亀梨くんはもっと興奮した

基本的に自分は三木監督作品に合うんだろう
むしろこれは三木作品のなかではいい方の部類だよ

家電量販店で働いている永野均に亀梨和也
家電量販店店長タジマに加瀬亮
家電量販店の先輩南さんにふせえり
極道の妻サヤカに内田有紀
声が小さいサヤカの夫に渋川清彦
ねぎる女性客に佐津川愛美
村野刑事に岩松了
阿久根刑事に松重豊
ロックセンター店長穴川に森下能幸
白バイ警官に松尾スズキ
均の母マサエにキムラ緑子
オレオレ詐欺にあう大樹の母に高橋惠子

ふせえり今回も自由すぎ

ふせえりも三木監督も好きだけど二人の娘の立場になるとなんかちょっと複雑だなあ

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野川新栄

3.0個人的に嫌いじゃない。

2021年11月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

長編版の世にも奇妙な物語という感じ。
かなり抽象的な部分が多く、正直見終わってもあまりスッキリはしません。
でも全体的に作品に流れる雰囲気は結構好きでした。
伏線が回収されていない点もあり、作品の完成度はあまり高くないように思いました。

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FUNAO

3.0一人33役の亀梨和也にカツンときた

2021年9月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 麻生久美子は出演していなかったけど、三木聡作品の常連、ふせえりや岩松了は見ることができる。ゆるい展開で始まる序盤は楽しめたが、徐々につまらなくなってきた。もしかすると、深い意味があるんじゃないかとも思ってみたが、後半になるとオレオレ詐欺については一切語られず、ただただ増殖する“俺”が不気味になっていくだけ・・・

 “均”はごく平均的な“俺”である。カメラマンを目指していたとかの特徴はあるものの、他の“俺”は会社を辞めたいと思っているとか、平凡なサラリーマンだったりする。学生あり、巨乳女性あり、ファンキーな兄ちゃんもいたけど、彼らもその世界では平均的な人間だったのだろう。

 そんな“俺”が増殖。ちょっとした写真に野間口徹なんかも映っていたけど、日本増産党の選挙ポスターには井ノ口徹という人物名だった。誰だろ?やっぱり平均的なモブキャラ?てな感じで、増殖して“俺”人口が増えれば増えるだけ、通じ合ってるように見えてもそこには派閥や敵対関係が生まれるに違いない。警官にしてもそうだし、そこには同じ“俺”でも異質なものがあるはずだ。

 謎めいたシュールなストーリーの中にも、“俺”を見分けられる人とそうでない人がいる事実。家族であっても区別できないのに、見分けられる人は結局“俺”と同類であり、やがて“俺”化していく。結局、“削除”によって“俺”を強制排除していくのですが、これは世の中の排外主義を皮肉っているのではないだろうか・・・“俺”の集団の中でも絶対的“俺”になろうとするような出世欲が芽生えてくるような。

 とまぁ、深読みするといくらでも可能ですけど、後半は単なるクローン人間を扱ったSF作品になり下がった感じ。赤と黄色の腕時計というわかりやすいヒントがあったために、ドキドキ感も消失。内田有紀のエロさもあったけど、佐津川愛美にももっとエロくなってもらいたかったかなぁ。

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kossy
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