容疑者、ホアキン・フェニックス

劇場公開日:

容疑者、ホアキン・フェニックス

解説

俳優ホアキン・フェニックスが自ら仕掛けたドッキリで、歌手転向を発表しラッパーを目指す自身の姿と、その様子に驚かされる人々の様子をとらえたドキュメンタリー。俳優引退を宣言をし、パパラッチから逃れて引きこもり生活を送りながら、ラッパーに転身しようと奮闘するフェニックスを映し出す一方で、その挙動不審な態度にブルース・ウィリスやジャック・ニコルソン、ベン・スティラーら大物ハリウッドスターが次々とだまされる様子が収められている。ベン・アフレックの実弟ケイシー・アフレックの初監督作。

2010年製作/108分/アメリカ
原題:I'm Still Here
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2012年4月28日

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(C)2010 Flemmy Productions, LLC

映画レビュー

3.5ホアキンのキャリアで最も長く、徹底された役作り

2017年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

つくづく奇妙で奇天烈な俳優だ。我々が想像していた通りの、いやそれ以上に問題の多い俳優であることが、このドキュメンタリー風の映像から痛いほど伝わってくる。がしかし、結論から言うと、ホアキンの「俳優やめます」宣言から続く空白の2年間を追った本作は、どうやら全てフェイクらしいのだった。俳優をやめ、下手くそなラッパーになるため関係者を頼ったり、プロや客に才能をけなされ、それでもめげずに夢を追いかけようとする彼。フェイクといえばそれまでだが、しかし人前で歌う姿は実際に撮影したものだし、変人ぶりのままTV番組に出演し、マスコミの取材を受けたのもまた事実。次第に我々にはその境界線がわからなくなり、彼の生々しい台詞にはいくらか「本音」も含まれているように思えてくる。これぞ「事実」と「虚構」の絶妙な溝。これは怪優ホアキンのキャリア中、最も長期にわたる役作りを映し取った劇映画として、今後さらに見る価値を増し続けることになりそうだ。

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牛津厚信

1.0フェイクドキュメンタリーってことで、 フェイクなのを知りながら楽し...

2022年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

フェイクドキュメンタリーってことで、
フェイクなのを知りながら楽しむものと思っていたが、
映画が始まってだんだんとというか、
かなり初期の方で見るのに飽きた。
たぶん、
当時のアメリカの芸能ニュースで、
ホアキンが俳優やめてラッパーになるというニュースを
生で見て知っている人は楽しめたかもしれないが、
自分はホアキンの芸能ニュース詳しくないので、
そこまで楽しめなかった。
とはいえ、
よくこのようなドキュメンタリーを作り切った労力すごいと思う。
ライブで観客と喧嘩になるのはやらせなのか本気なのか。
もしかしたら、
フェイクドキュメンタリーというのがフェイクで、
ほんとは本気でラッパにーなるドキュメンタリーだったのではないかと
思えてしまうくらい、
しっかりラッパー志願の役者になり切っていて、
プロの作品だなと感じた。

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あとぅーし

1.5汚らしい、、、

2022年7月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

カメラが回っているという意識ありのドキュメンタリーだけど
その素顔が汚い😅普通の人

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mamagamasako

3.0道化

2021年9月26日
iPhoneアプリから投稿

スクリーンに収まらず、我々に仕掛けてくる。堕ちるリスクをとって堕ちた男を演じ切る。レターマンとのやり取りには、双方の芸人魂を感じる。公開後に再度出演を果たしたときのやり取りもネットでチェック。

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Kj
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