ザ・レイド

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劇場公開日:

ザ・レイド

解説

ジャカルタのスラム街を舞台に、警察の特殊部隊とギャングが繰り広げる壮絶な戦いを描いたインドネシア発のバイオレンスアクション。麻薬王が支配し、ギャングや殺し屋、ドラッグの売人の巣窟となっている高層ビルに、ジャカルタ警察のSWATチームが強制捜査に入る。しかし作戦の情報は筒抜けになっており、20人の隊員は無数のギャングを相手に激しい戦いを強いられ、ひとりまたひとりと命を落としていく。世界50カ国以上の軍隊で採用されている格闘術「シラット」を駆使したアクションシーンなどが話題となり、第44回シッチェス・カタロニア国際映画祭ほか世界各国の映画祭で高い評価を獲得。全米でも公開され、続編の製作やハリウッドリメイクも決定した。

2011年製作/102分/R15+/インドネシア
原題:The Raid: Redemption
配給:角川映画
劇場公開日:2012年10月27日

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映画レビュー

3.5インドネシアの娯楽映画

2021年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

特殊部隊がマフィアが占領するマンションに乗り込んで、延々と戦い続けるシンプルなプロット。この映画で使われる格闘術「シラット」は軍でも訓練に用いられる本格的なもの。俳優たちは数ヶ月海軍で訓練をしてから撮影に臨んだと言われるだけあって、大変に迫力ある格闘戦の連続だ。
特殊部隊側の作戦がことごとく上手くいかないのだが、上層部とマフィアの癒着などの腐敗が根っこにあってなかなか大変そうである。いつだって命を貼るのは現場の人間なのだ。格闘してるだけじゃ味気ないと思ったのか、主人公の弟がマフィア側にいるという設定で、兄弟愛なども一応盛り込まれている。イコ・ウワイスはカッコいいな。
インドネシアのアクション映画の可能性を世界に見せつけた本作。いろんな国からその国の個性を生かした娯楽映画がたくさん出てくると、世界の映画産業はもっと豊かになるので、こういう作品がどんどん出てきてほしい。

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杉本穂高

5.0アクションの頂点

2024年3月8日
iPhoneアプリから投稿

イコウワイスがマジでとんでも無いです
 まあそれよりも凄いのがヒゲのちっちゃいオッサンだったりするんだけど!
2024年3月の時点でジョンウィック4とか入れても
レイドより凄いアクション映画はまだ無いです!

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お主ナトゥはご存じか2世

4.5アクションが本当に見事

2023年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

インドネシア発のバイオレンスアクション作品。
ジャカルタを舞台としたソリッドシチュエーションなのですが、ちょっとしたホラーの様。
うっかり踏み込んでしまった、死の館からの脱出劇みたいなんです。
導入の突入だけでもかなり見応えがあるんですが、本質はガンアクションで無くシラットを使う徒手格闘でした。
それはトンファーとナイフの複合技からスタート、それが次第に素手に。
これが本当に見事で、初めて見たときはびっくりしました。
またアクション一辺倒で無く、いくつも伏線が貼られたサスペンス要素もしっかりと組み込まれているんですね。
カメラワークも素晴らしく、何気に音楽もすごいんですよ。
そうして突き抜けた先の、ラストのカットが実に良い。
今やハリウッドのビックタイトルで活躍する、イコ・ウワイスの原点のような作品です。

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白波

3.5痛い

2023年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ストーリーはシンプル。
とにかくずっと戦っている。
おびただしい数の弾の銃撃戦から、
武器を使っての屋内での激しい攻防。
さらには素手での1対複数人の戦い。

これでもかというほどのありとあらゆる
バトルのバリエーションが出てくる。
ハリウッドなどのアクションとは毛色が違っていて
生々しくもあり面白い。

それにしても使ってる武器も切れ味悪そうだし
武器じゃないものを使ったりもしていて
いっそ日本刀のようなよく切れるものであったならと
思ってしまうほど痛そう。

なかなかにえぐい描写も少なくない。
バイオレンス耐性ないときつい。

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こまめぞう
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