テレビに挑戦した男・牛山純一

解説

テレビドキュメンタリー界の草分け的な人物で、2400本近い作品を制作したプロデューサー・牛山純一（1930～97）の業績をたどるドキュメンタリー。テレビが放送を開始した58年から、97年に他界するまでテレビ制作の一線で活躍した牛山は、民放初のドキュメンタリー番組「ノンフィクション劇場」を制作するなど、話題作を次々と手がけていった。牛山とともに働いた番組スタッフやテレビ草創期の放送人たちのインタビューを交え、牛山がテレビにかけた生涯を紐解く。ドキュメンタリー監督・佐藤真の企画により制作がスタートしたが、07年に佐藤が他界。映画美学校で佐藤の教えを受けていたゼミ生たちが引き継ぎ完成させた。

2011年製作／82分／日本
配給：牛山純一研究委員会
劇場公開日：2012年2月11日