ゼロ・グラビティのレビュー・感想・評価
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ぜんぜん万事快調じゃないけど悲観的絶望にも至らない
広大にして深淵。
通信機器を失えばすぐさま孤独に支配される。
そんな宇宙空間に取り残された1人の宇宙飛行士が死を覚悟し、生を覚悟するお話。
最初のデブリによる災害で宇宙に投げ出され、どうなるんだろう?助かるのか?
という不安の高まりを感じつつも、すぐさま助けに現れるジョージ・クルーニーに安心。
目標を定め、行動、エラー、すぐさま次の目標を定め…
と実に頼りになる男。
そうやって何かしらのエラーやトラブルは続け様に起こるんだけど、1個起こっては解決。
1個起こっては解決。
と、確かに状況はちょっとずつ悪化しているんだけど何とかなり続けるのでイマイチ緊迫感と悲壮感が自分の中で盛り上がりきらない。
宇宙を描いたCGは美しく、果てしない雰囲気は伝わるけど、目まぐるしく回転する中でその詳細を観察できないので勿体ないと言うべきか、贅沢と言うべきかはよく分からない。
大きなスクリーンで観てこその迫力は確かにあるのかも。
宇宙の大きさは小さい画面で観てもあまり、、
予告など入れず、イメージだけで鑑賞していたので、思ったよりパニックスリラーだったことにびっくり。ただ、小さい画面では冗長に感じる。
宇宙に放り出されたら人は生きていけるのか…そんな作品だと思っていたが、きちんと起承転結が立っていて、深い部分も多くて納得。ただもう少し個々を掘り下げても良かったりもしている。画面映えするのは映画館や大きなテレビくらいだと思った。それでも奥行きは凄くて呆気にとられる。
宇宙は危険である。そういうことを感じさせるプロットに衝撃が続く。ほぼほぼサンドラブロックがイライラしたりアタフタしながら格闘するだけなんだけど、出てくる事実がもう怖い。SFチックではない部分が大きいのは凄いと思うが、引き込まれるまでには行かなかった。
最後の最後に人は生きたくなるのか。挑戦的で賞を獲るのも納得。映画館で観るべき。
何度見てもスゴイ映画
映像の美しさはもちろん、
無重力表現とか、カットの長回しとか、どうやって撮ったんだろう?という映像技術のスゴさは言うまでもない。
脚本も、シンプルなストーリーながら力強いし、
主演2人の演技も良い。
そういう意味で「完璧」な映画で「映画の完成形」と言える作品だと思う。
公開時に3Dで見て良かった。
サンドラ・ブロック圧巻の演技!スーパーヒロイン誕生!
本格的なSFモノは今まであまり馴染みがなく、本作もずっと後回しにしてきたが…なんとっ、めちゃめちゃ良いではないか!
迫力の映像と場にあった音楽と音響、ハンパないスケール、手に汗握るとはまさにこのこと。
ジョージ・クルーニーの飄々とした演技とサンドラ・ブロックの熱い演技とのハーモニーが、無音の宇宙空間に良く映えた。
主人公2人の背景があまり深掘りされてないところも、本作の魅力を引き立たせていたと思う。
でも、本作はなんといってもサンドラ・ブロックの独壇場、格好良過ぎでしょ!ファンになりました。
3D日本語吹き替え版での利点と欠点
ミッションスペシャリストのライアン(サンドラ・ブロック)は、スペースシャトルでの船外作業中に、破壊された衛星の破片に衝突し、宇宙飛行士コワルスキー(ジョージ・クルーニー)とふたり、宇宙空間に放り出されてしまう。
乗っていたシャトルは大破し、他のクルーは全員死亡してしまう。
その時点でのライアンの酸素残量は9%。地上との交信は途絶してしまう。
絶望的な状況でコワルスキーはISS(国際宇宙ステーション)を目指し、地球への帰還を試みる。
3D日本語吹き替え版で鑑賞。
圧倒的な映像美は、見事としか言いようがない。
無重力空間のエピソードをを見事に映像化している。
映画の表現は行き着くところまで来た感がある。と思ったがまだまだ体験したことのない映像を見せてくれるようだ。
ただし、見たい映像を再現することではなく、主人公が置かれた状況を映像で表現するための手段に徹している。
あえて無重力下での不自由感を出すために、ゆっくりカメラをスウィッシュしたり、つなぎ目のない映像なのに、いつの間にかスーツ(宇宙服)の中にカメラが入っていたりする。それにより、ライアンの内面の動揺をうまく映している。
スーツを着ていることでの動きの不自由さなど、この映画のアクションは「リアルに見えること」を極限まで追求している。
この手の映画は、映像に頼るあまりに退屈なお話になりがちだが、「ある奇跡」をストーリーにすることでエンタテイメント性も申し分ない。
サンドラ・ブロックは、無重力アクトレスの肩書きを手に入れたと言えるかも。
吹き替え版で見たので「宇宙なんて大っきらい!」「目を閉じれば一人になれる」など、印象的なセリフが強く心に残った。
ただし、小山力也さんの声はERでのロス役の時を彷彿とさせるもので違和感なく入ってきましたが、ほとんどがスーツを着てのセリフなのでジョージ・クルーニーの演技目当ての人は字幕スーパー版を見たほうがいいかもしれません。
余段ですが、ヒューストンの管制官の声はエド・ハリスだったらしく、「ライトスタッフ」「アポロ13」と続く宇宙飛行士の映画の系譜に敬意を感じるキャスティングです。
彼の声の演技を楽しむためにも、私はもう一度次は字幕スーパー版を見るつもりです。
とてもいい映画でした。
2013.12.13
映像の美しさと、寂寥感。
極限の恐怖を感じました。
宇宙空間で酸素が刻々となくなる状況。
永遠に宇宙空間を漂う死体は、どのように劣化して行くのだろうか?
乾燥する?
肉は腐る?
骨は残る?
無重力とは?
音を伝えるものは何もない。
気圧もない。
酸素もない。
宇宙生物は存続できない。
温度は摂氏125度からマイナス100度。
とすると宇宙服の中の身体は、腐り乾燥してやがては骨になり、
200年後には骨も粉々に風化するかもしれない。
2013年(アメリカ/イギリス)監督:アルフォンソ・キュアロン
宇宙空間に投げ出されてしまった宇宙飛行士たちの極限状況を
最新のVFXと3D技術駆使して描いたSFドラマです。
宇宙ステーションの映像が超リアルです。
宇宙服とは、これほど動きを制約するのか?
ハッチの開閉だけでも分厚い手袋で回すのは一苦労。
(半年も一年も宇宙滞在して船外活動もする宇宙飛行士のご苦労を
思いました。)
宇宙ミッションの最中に、衛星の破片が飛んできます。
殆どのスタッフが死亡。
残ったのはマット(ジョージ・クルーニー)とライアン(サンドラ・ブロック)の2人だけ。
2人は何とかして、地球に帰還したいと願うのだが・・・
ライアン(サンドラ・ブロック)は、幼い娘を事故で亡くしています。
仕事人間で、仕事に没入することで、娘を亡くした喪失感を埋めている。
しかし、この難関に立ち向かう勇気は、生き甲斐を失った女性とは思えなかったです。
マット(ジョージ・クルーニー)は、ユーモラスで、隠していたウォッカを飲むシーンは、
実は、実は・・・なのです。
悲しいですね。
結局は、どんなに可能性が少なくとも、最後の最後まで、生きることを
《諦めないこと》
それに尽きます。
第86回アカデミー賞最多7部門受賞。
(監督賞、撮影賞、編集賞、音響編集賞、録音賞、作曲賞、視覚効果賞
の7部門です)
空間を主人公にした映像美に溢れる作品。
内容は無重力空間でのスペースパニックサスペンス物語。生きるべきか死ぬべきかの葛藤を主題とした美しい映像が特徴的な作品。好きな言葉は『素晴らしい!』宇宙飛行士が船外作業で、レンズ効果で光り輝く地球を🌏見つめて心の底から感嘆の声。この後スペースデブリに襲われて大変なことになる。物語の序盤で静かな宇宙空間での衝突と破壊が観ていて恐ろしい。冒頭の十分で惹きつけられました。絶望と孤独の静かな宇宙空間が、希望にも絶望にも姿をかえる所は、主人公としての空間を絶妙に演出してるなぁと感じました。印象に残ったシーンは、無重力空間で何か変化が起き女性飛行士がいよいよ絶望死を選ぼうとする時、先程生き別れになった宇宙飛行士の幻の助けを得て!生きようと決心する転換点はゾッとしました。嬉しさと同時に悲しかったです。宇宙空間での撮影は出来ないので殆どがCGとアニメーションですが、自分自身も宇宙空間にいるかのような息苦しさがとても良かったです。カメラワークが絶妙で時間とお金がかかってそうです。無重力では常に作用反作用が恐ろしく表現され、重力は少しは欲しいし自分としては月ぐらいが、丁度良いだろうなぁと感じる映画でした。
プラスティックゴミの事言うなら、即刻宇宙のゴミを片付けるべきだと思うが。
3Dアニメと実写の合成映画で、ほぼアニメ。設定はありきたりで、物理的にありえない話だった。
火星に取り残される話があったが、それよりもありえない。
ハリウッドはなんでこんな茶番な話ばかり作るのだろうか?
ナレーターだけで、俳優なんていらないと思うが。
死の宇宙空間で、太陽光に当たれば、被爆は避けられず、酸素の残ガスの問題ではなく、深刻な障害は残ると思う。宇宙遊泳はスキューバダイビングしているのと違う。スキューバだってこんな無茶な事は出来ない。
えっ!?アカデミー賞?!
俳優にほとんど演技させていないし、実際の映像でないので、緊迫感が全く無い。多分、助かるのだろうから。もう、見るのやめようかなぁ。(途中の感想)
こんな事、我々の上空で起こっているなんて、それを考えると恐ろしくなる。
主演女優が吐くセリフ『宇宙なんて大嫌い』それは共感できるがしかし、それ以上に、話がつまらない。こんな映画見なくとも、宇宙は死の空間で、グラビティがあることを幸せと思うべし。宇宙なんて、ハーバードや東大出て行くところじゃ無い。SDチーズで、プラスティックゴミの事言うなら、即刻宇宙のゴミを片付けるべきだと思うが。
追伸 2001年宇宙の旅や惑星ソラリスと比べないで貰いたい。少なくとも、この映画に哲学は無い。ハラハラドキドキはあるのかもしれないが。僕はハラハラもドキドキもしなかったので、全く評価出来ない。
物語は1分あれば説明出来る
設定が面白そうだと思い鑑賞したが、久しぶりにこんなにつまらない映画を観た。
私自身、科学的な知識は乏しいが、宇宙の基礎的な知識くらいはある私が観て有り得ないだろうと思う部分がいくつも有った。
宇宙が非現実的なのは分かっているが、それでも有り得なさすぎて物語に集中できない。その時間空気なくて平気?火そんなに近くて大丈夫?うまいこと生き延びたな…とツッコミが頭の中に湧いてきて騒がしい。
アカデミー賞ノミネートしたり、レビューを書いてる人の評価が高く驚いた。
確かに映像はキレイでリアルでは有ったが"映画"というからには物語ももっと重要視してもらいたいところだ。
心拍音がより臨場感を
90分という尺がとてもあってる。
マットの幻覚を見て自分で決意を決めるシーンとラストの地上で大地を踏み締めるシーンはいいねぇ。
ものすごくハラハラしながら見れた。
入り込めた作品!!
82/100
3Dで見ないと…。
評価が高いので、レンタルで拝見しました。
ストーリーはほぼ皆無、テーマパークのアトラクション位の薄さでした。
映画館のIMAXで見たらドキドキするのかもしれません。
ありえない表現が多く、早い時点で興醒めです。
そして、最後にヒロインが海で泳いだ後、陸で立ち上がったシーンにはナニコレ!と思い、正直なところ時間を返して欲しいと思いました。
洗濯物をたたみながら、拝見しましたが、それでも時間を損した気持ちになりました。
ロングショットの新境地
ヒッチコック『ロープ』からクエンティン・タランティーノ『パルプ・フィクション』に至るまで、映画の迫真性を増長する技法としてロングショットは大きな価値を持ってきた。
それというのもカメラに収められた映像というものは、カメラに収められているという点において現実に起こったできごとだから。リアリティがある、というかリアルそのものなのだ。
それらの映像を事後的に編集することによって「映画」が出来上がるわけだが、編集は多ければ多いほどリアリティが抜けていく。編集というのはある意味で神の手であるから、物語のそこかしこに神の手が見えてしまったら、我々は満足にサスペンスや興奮を感じることができなくなる。
だからこそ編集のないロングショットというものがリアリティという観点において大きな価値を有していたのだと思う。ロングショットの申し子として名高い相米慎二は長回しは否応なく役者の本質を引きずり出す、といったことを言っていたけど、これもまたロングショット=現実の転写という等式を内面化した上での発言だろう。
これらを踏まえた上で本作に立ち返ってみると本当に不思議な気持ちになる。のっけから『黒い罠』を彷彿とさせるようなロングショットで映画が始まって、破片衝突までの様子が描かれる。カメラは文字通りゼログラビティで宇宙空間を彷徨いながら主人公たちの動向を映し出すのだが、あまりにも画角がフワフワ揺れるものだから酔ってしまいそうになる。自分まで宇宙空間に放り出されてしまったかのような錯覚に陥る。
しかし言うまでもなく、この映像はまったくもってリアルの転写などではない。いくらリアリティがあるとはいえ、実際に宇宙で撮影したわけではない。言ってしまえばすべてが事後的な編集の産物だ。にもかかわらずそこには手に汗握るサスペンスと湧き上がるような興奮がある。
現実をそのまま転写する、というロングショットの本質の一つであったはずのものが完全に抜け落ちているというのに、私はこれをロングショット以外の言葉で形容できない。マジでなんなんだ、これは。
『トゥモロー・ワールド』終盤の銃撃戦シーンにも同じようなロングショットがあって、恐ろしい監督だなあと思っていたが、それが本作で大爆発したといったところか。
映像処理技術のめざましい発展によって、もはやロングショット=現実の転写という等式は瓦解しつつある。本作のような非ロングショットなロングショット映画というものはこれから先もどんどん増えていくだろう。
いつまでも「長回しは長けりゃ長いほどいいんだぞう!」みたいな映画史オタク的な妄執に取り憑かれていてはいけないのだなと思った。
アルフォンソ・キュアロンは青春モノから大作シリーズものまで幅広く務めるオールラウンダーだけど、序盤の小気味よくナンセンスな雑談パートは『天国の口、終わりの楽園。』の頃の作風を彷彿とさせた。危険や死と隣り合わせでも軽口がポンポン飛び出すあたりがメキシコの映画監督という感じ。
迫真の演技で終始ドキドキしました。
最近宇宙の話をよく聞くことが増えたので、宇宙映画見ようと思い、実に公開日から8年?近く経ってようやく観る機会が作れた。宇宙空間に放り出される話という認識は持っていて、一体どんな困難が待っているのかと期待して見たら、サンドラ•ブロックの迫真の演技に終始緊張しっぱなしでした。そして、ジョージ•クルーニーの安定感は素敵すぎる。こんな大人の男になりたい!忘れた頃にもう一度見たい!
何とか辿り着いた地球の砂浜で超ローアングルから立ち上がる彼女の姿が、実に格好良い
とても迫力が有るヒロインもののサバイバル映画、そして無重力表現が見事であった。ただただ次次にやって来る困難な状況と格闘する非常にシンプルなストーリー展開で押し通したことに、監督の自信と力量を見せつけられた。
リトル・プリンセスやハリーポッターとアズカバンの囚人で知られるアルフォンソ・キュアロン監督による2013年公開の米英映画。脚本は監督と弟のボナス・キュアロン、撮影はエマニュエル・ルベツキ(リトル・プリンス)、音楽はスティーブン・プライス。配給はワーナー。
出演はサンドラ・ブロック(スピード、オーシャンズ8)、ジョージ・クルーニー。
まあ、何と言っても、主演のサンドラ・ブロックの演技に惹きつけられた。最初は宇宙初心者らしく自信なさげでクルーニーに依存的。そして、一人になってしまう後半に至っては遂に生きる望みも無くす。だが、最後の最後に、地球から聞こえた人間の声を契機に、サバイバルに向けて前向きに闘う姿勢を見せるのが上手かった。そのストーリーも良く出来ていると思わされた。
また、地球に戻れた後も、今度は湖水中から脱出が困難で、水と格闘するのが凄まじい。最後砂浜に辿り着き重力と生還を感じとるサンドラ。超ローアングルから立ち上がる彼女の姿に、共感と賞賛と、格好良さを感じた。
SFの大傑作
今まで観たパニック・サスペンス系のSF映画の中でも、3本指に入る。 多くの賞を受賞しているのは、納得だ。
登場人物は、最初から最後までサンドラブロックとジョージクルーニーの二人だけ。 そのため、宇宙空間での人間の無力さと絶望感が、よりひしひしと伝わってくる。 冒頭はのんびりした宇宙船外活動のシーンから始まるのだが、事故が起こるまでの展開が、あれよあれよという間に進んでいく。 そこから最後までは緊張の連続で、一瞬たりとも目が離せない。
特筆すべきは、その演出にある。
映画の中心に据えられているのは、登場人物の二人よりも、むしろ宇宙空間そのものだ。 最初は、無重力と静寂が心地の良い母体の中のような落ち着きを感じさせてくれるが、 超高速のクラッシュが発生した途端、一気に生命感の無い暗黒が画面を占有していく。 特殊効果による宇宙空間の映像表現が、とにかく凄い。
事故の激しさを演出するための爆発音や、役者の大げさな叫び声などは、一切排除されている。 冷静さを保とうとしながら、やるべき作業について無線で連絡し合う二人の会話だけが緊迫感を高めるのだが、この演出が効いている。
素晴らしい演技でアカデミー主演女優賞を獲ったのは、サンドラブロック。 ジョージクルーニー演じるベテラン宇宙飛行士も、彼にしかやれないはまり役。 ラストシーンは感動的で、特に素晴らしかった。 脚本、演出、撮影、特殊効果、音楽、演技、すべてが噛み合い完成した、傑作中の傑作だ。
物理的にありえない。駄作。
初めての鑑賞
アカデミー賞7部門受賞と聞いていたが、実際に鑑賞してがっかりした
たんなる90分のSFドラマとして見たほうが良い
映像はすごいし、基本的なストーリーは好きだ
主人公のサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーはスペースシャトルの乗組員
船外作業中に飛んできた宇宙ゴミが衝突するというアクシデントが発生し宇宙空間に放り出される
なんとかシャトルに戻るが、シャトルは大破損し、ほかの乗組員は全員死亡
地球への帰還を目指して国際宇宙ステーションISSを目指すが、ISSの乗組員たちは脱出したあとで、残っている地球帰還用のソユーズも破損していた
このストーリーは良いと思う
この段階では評価は☆4くらいと思うが
ありえないことが多すぎる
・作業中止と避難命令が出たのに、主人公が命令を無視し作業を続ける
馬鹿な女が忠告を無視した結果、事件が悪い方向に発展するというのはアメリカ映画でよくあるパターンだが、高レベルの訓練を受けたであろう宇宙飛行士が命令を無視するとは呆れる
・宇宙空間に放り出された主人公を助けに来たジョージ・クルーニーがうるさい
主人公の酸素ボンベはもうすぐ無くなりそう、クルーニーは「酸素を大事にしろ」と言いながらひたすら話しかけ続ける。不安を取り除くとかそういうレベルじゃない。「俺が恰好よすぎて驚いただろ」
「旦那はいるのか?」「家はどこだ?」「この時間みんなは何してる?」と質問攻撃。答えないでいると回答を催促する。酸素がもったいないし、うるさい
・酸素の残りが10%から0%になるのは結構早いのに、0%になってからかなりの時間呼吸できてる
「宇宙服の中にも酸素はある」というが、そんなレベルを超えてる
・いろいろな物に何度も激突するが、なぜか怪我をしないし、宇宙服も壊れない
この映画は西暦何年の設定なんだろ?もしかしてこれは100年先とか未来の物語かもしれない。未来の宇宙服は壊れないのかもね
・ISSに激突した後、ロープでつながってる2人をISSから引き離そうとする力がどこから生まれ、いつまで続くのか謎
ロープがピンと張りつめた後、反動で二人の体はISS側に持っていかれると思うのだが、なぜかならない。しかも静止したのなら主人公が引っ張れば簡単にクルーニーをこちらに引き寄せられるはず。なのにロープを離したチャラ男が何故か遠くへ飛ばされる
のちにソユーズでは反対の力が働く、後でもう一度書く
・無事にISSに入った主人公が突然下着姿になって、セクシーショットを披露
宇宙空間では日向はものすごい高温、日陰は反対にすごく寒いらしいのだが、未来の宇宙服は下着に直接着るらしい。っていうか、なぜ宇宙服を脱いだのか謎
・帰還に向けて発進したソユーズが、絡まったロープが張りつめた反動で機体が持っていかれISSに激突しそうになる(ジョージ・クルーニーと反対の力が働く)
これは正しいと思うが、この力が働くならクルーニーは死ななくてもよかった
他にも書きたいことがあるがもうやめる
宇宙戦艦ヤマト並みの未来の物語にしておけば☆4以上だった
自分の頭がおかしいかもしれないと思い、3回見たが評価は変わらなかった
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