おとなのけんか

劇場公開日:

おとなのけんか

解説

トニー賞演劇部門の作品賞やローレンス・オリビエ賞の新作コメディ賞を受賞したヤスミナ・レザの舞台劇「大人はかく戦えり」を、「戦場のピアニスト」「ゴーストライター」のロマン・ポランスキー監督が映画化。子ども同士のケンカを解決するため2組の夫婦が顔をあわせ、話し合いを始める。最初は理性的に進められていた話し合いも、時間がたつにつれ各々の本性がむきだしになり、やがてそれぞれの夫婦間にも不協和音が生じていく。登場人物は4人のみで、室内でリアルタイムに進行する会話劇。ジョディ・フォスターとジョン・C・ライリー、ケイト・ウィンスレットとクリストフ・ワルツが2組の夫婦を演じる。

2011年製作/79分/G/フランス・ドイツ・ポーランド合作
原題:Carnage
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2012年2月18日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第69回 ゴールデングローブ賞(2012年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ジョディ・フォスター
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ケイト・ウィンスレット
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映画レビュー

4.5小賢しいバカ親を嗤う映画

2023年7月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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arlecchino

0.5『法の根源は暴力だ』自虐的ヨーロッパ亡国論

2023年5月17日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

5.0子どもケンカの話をしていたはずなのに

2023年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

11歳の少年が遊んでいて友達の少年を小突いて怪我をさせてしまう。怪我をさせた少年の両親が怪我をした両親のもとを訪ねる。

最初は寛容な態度を見せる被害者両親、謙虚に謝罪の姿勢を見せる加害者両親、社会的な顔で取り繕い、何とかまるく収まりそうになるのだが、些細なことがいくつか重なって、ボロが出始める。

それぞれの両親の計4人がリビングで話し合うだけの作品。が、演じる4人の役者の奥深さに、精密に計算された舞台を観るように、引き込まれていく。

口論の論点は次第に、被害者-加害者だけでなく、それぞれの夫婦間の対立、男-女、男-男、女-女、父-母、家族-仕事、世俗-理想などなど、様々な対立軸へ飛躍していく。

こうした、怒りという感情が引き出す、様々な「飛躍」の妙が実に見事。子どもケンカの話をしていたはずなのに、というシーンは、鑑賞者の思い当たる節を刺激する。時折、苦笑いしながら鑑賞する大人の作品。

タイトルを全部ひらがなで「おとなのけんか」とした訳者は優秀。(原題の「Carnage」は虐殺という意味)

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えすけん

4.0笑顔の裏に少しずつ積もっていくイライラがリアル

2023年3月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

難しい

なっ… なんだこれ…!?
なんか凄いものを見たぞ…!

約70分間、大の大人がひたすら喧嘩をする映画(?)

キャストがキャストなだけに、演技力はもの凄い。
でも内容は大人の喧嘩。
そして待ち受ける驚愕のラスト。

ちょっと…! えぇっ!? おーいっ!(笑)

何かすごく大事な事を伝えようとしている感じがするのだけど…

ごめんなさい!
私は一度見ただけではそのメッセージを掴む事ができませんでした!🤣💦

いやもう…
ただただヒートアップしていく皆さんの演技力に圧倒されました。

80分あれば見れますから!
興味がある方は是非!

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びぃあぃじぃ
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