アルゴ

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劇場公開日:

アルゴ

解説

「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」「パール・ハーバー」のベン・アフレックが、監督のほか製作・主演も務め、イランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件の救出作戦を描くサスペンスドラマ。1979年11月4日、イラン革命が激化するテヘランで過激派がアメリカ大使館を占拠する。52人が人質になるが、混乱の中、6人のアメリカ人が自力で脱出。カナダ大使の自宅に身を潜める。CIAで人質救出を専門とするトニー・メンデスは、6人を安全に国外へ脱出させるため、大胆不敵な作戦を立案。「アルゴ」という架空のSF映画を企画し、6人をその撮影スタッフに偽装して出国させようとする。12年度・第85回アカデミー賞で7部門にノミネートされ、作品賞、脚色賞、編集賞の3部門を受賞した。

2012年製作/120分/G/アメリカ
原題:Argo
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2012年10月26日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第36回 日本アカデミー賞(2013年)

ノミネート

優秀外国作品賞  

第85回 アカデミー賞(2013年)

受賞

作品賞  
脚色賞 クリス・テリオ
編集賞 ウィリアム・ゴールデンバーグ

ノミネート

助演男優賞 アラン・アーキン
作曲賞 アレクサンドル・デプラ
音響編集賞  
音響録音賞  

第70回 ゴールデングローブ賞(2013年)

受賞

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀監督賞 ベン・アフレック

ノミネート

最優秀助演男優賞 アラン・アーキン
最優秀脚本賞 クリス・テリオ
最優秀作曲賞 アレクサンドル・デプラ
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映画評論

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映画レビュー

4.0実話通りないからこその面白さ。

2020年5月27日
PCから投稿

怖い

興奮

ノンフィクションを謳う映画は、どれだけ史実の再現を売りにしていても絶対に脚色されている。そもそも現実がそのまま2時間程の上映時間に収まるわけがなく、ひとつのアプローチとしてはそれでも愚直に現実を映し出そうと苦闘するか、でなければ実話のエッセンスからどれだけ面白い映画に仕上げるかの二択だろう。

『アルゴ』は、CIAが偽のSF大作をでっち上げ、イランで潜伏中のアメリカ大使館職員を映画スタッフの振りをさせて国外脱出させたウソみたいな事件の映画化だ。そのためにはハリウッドの映画人も協力し、ちゃんと業界紙にフェイクの映画の広告まで打っている。

ただし、どれだけ映画みたいな話でも、そのまま撮って映画として面白いかは別。実際原作を読むと、技術畑の筆者(ベン・アフレックが演じた主人公のモデル)が専門的かつ技術的な考察に多くのページを割いていて、手に汗握るような局面はそれほどない。

監督主演のベンアフは、臆面もないくらい堂々と、王道エンタメとして演出している。だからこそクライマックスはスリリングで超盛り上がるし、逆に言えばウソっぽい。でも実話なんだから本当にあったことと思い込むよりも、これだけ面白いんだからベンアフはいい監督だなあ、と捉える方が、史実を勘違いすることもなく、映画も楽しめてちょうどいい気がする。

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村山章

1.0演出家はこの映画じゃなく『シン・猿◯惑星』で作れば良かったのに

2024年3月18日
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マサシ

3.53.7緊迫感半端ない

2023年10月29日
PCから投稿

ずっと昔から見たかった映画をやっと見た。
よかったー!名作と言われてたので安定感抜群なんだけど
最後の最後まで緊迫感があった。緊迫しすぎて、早く送りしそうになったし、
シュレッダーじゃなくて塵になるまで燃やさないとだめだなと怖くなった。

こうしたヒストリー、イランとアメリカの対立の歴史など、今のイスラエル、イラン、アメリカ、パレスチナの構図で見てもかなり興味深く歴史モノとして個人的に評価が高く感じた。

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asa89

4.0情報の交錯が作り出す緊張感。

2023年10月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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すっかん