ふたつのウーテル

劇場公開日:

ふたつのウーテル

解説

無名の若手監督たちが作り上げた15分の短編10作品を特集上映する「NO NAME FILMS」の1本。母親を亡くした女が自分を捨てた父親に会いにいこうとするが、そこで父親を見捨てた異母弟に偶然出会い、女のトラックに同乗する。2人は2昼夜のドライブをともにすることになるが……。監督は、「アンナと二階の部屋」(2009)で第32回ぴあフィルムフェスティバルのエンタテインメント賞、「ハイランド」(09)で第22回東京学生映画祭グランプリなどを受賞してきた田崎恵美。

2011年製作/15分/日本
配給:I film
劇場公開日:2011年11月19日

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映画レビュー

3.5ちば映画祭vol.4

2024年1月22日
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鑑賞方法:映画館

「海にしずめる」の上映に寄り添っての公開でございましたが、どちらも「クセあり家族のドタバタ模様」という点で共通していたので、ちょっとしたコース料理の様で美味しゅうございました。15分を上手く使った小気味よい展開で一気にラストまで行くので、その後の余韻がとても旨味たっぷりな作品でした。
「海〜」のページがここにはなかったので抱き合わせ感想(どちらも田崎恵美監督作品)みたいになっちゃいますが、チャンスがあればどちらも観て欲しい、出来れば一緒に観て欲しい作品達。「ふたつの〜」の視点(カメラ距離)と「海〜」の視点の違い、みたいな事をトークコーナーで俳優さんと語っていたのが印象的で、「なるほど。脚本家が別に入ると少し俯瞰した視点になるのね」なんてフムフムしちゃいました。監督の家族を見つめる距離感みたいなのが結構好みだったので、これからもがんばって頂きたい(応援したい)監督の1人となりました。

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