NINIFUNI

劇場公開日:

NINIFUNI

解説

国内外で活躍するクリエイターら10人が次世代のクリエイターを発掘・育成するプロジェクト「コ・フェスタPAO」で選出された、期待の若手監督3人による中編映画を一挙上映する「movie PAO」の1本。ある地方都市で起こった事件に関与した青年が、奪った車であてどなく国道をさまよい、人気のない海岸にたどり着く。数日後、そこへアイドルグループのPV撮影隊が訪れ、青年の乗っていた車が発見されるが……。監督は東京藝術大学修了作品「イエローキッド」が高い評価を受けた真利子哲也。人気アイドルグループ「ももいろクローバー」が、劇中のアイドルグループ役で登場。2011年6月「movie PAO」特集上映で公開。2012年2月、「NINIFUNI FULL VOLUME Ver.」として単独で劇場公開。

2011年製作/42分/日本
配給:ムヴィオラ
劇場公開日:2012年2月4日

その他の公開日:2011年6月11日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)ジャンゴフィルム、真利子哲也

映画レビュー

3.5あえてタイトルから離れて「観る」

2021年1月16日
iPhoneアプリから投稿

「事実」がふたつ在り、ビミョウな距離で交差していく。「分かりやすい」ストーリーはない。意味もない。解くべき問いもない。
この映像から何を感じるか、何か自分の感性が試されているような作品。

主人公田中の事件後の足取りをただカメラが並走する。背景の荒んだ地方都市の風景と穏やかな荒波のコントラストがなにか美しい。
対照的な無機質なももクロのPV撮影風景。

真利子監督がインタビューで言っているように、タイトル元の「而二不二」に囚われる必要はないかと。ただ「記号」のようなものとして看過し、「この作品はこういうことをテーマにしているんだ」とみるものに制限をかけないこと。

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atsushi

5.0これが日本

2016年12月23日
PCから投稿

今の日本の姿を「たった40分」で切り取った真利子哲也監督の才能は素晴らしい。

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フェネック

5.0NINIFUNI

2012年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

今を未来に生きる少女たちと生きる気力も希望もなく生命を断った青年。互いに互いの姿が見えることもなく、一切の干渉もなくすれ違っていく。なんだか虚しい心地がします。
あと、短い映画でも、映画館で観るのが一番だなと感じました。

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eleboy
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