劇場公開日 2011年6月25日

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デンデラのレビュー・感想・評価

全13件を表示

4.0女優陣の貫禄に☆加算

2023年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

姥捨ての話でカンヌ受賞した「楢山節考」
その監督の息子がとったのがこちら「デンデラ」
姥捨てのその後の物語。

楢山節考も観ていると、ああ、つながってるんだなとわかる
エピソードもあってより楽しめる。
実は小説を先に読んでいてとても面白かったので
映画も期待して観た。
映像で見ると、居並ぶ女優陣はさすがの貫禄揃い。
とくに倍賞美津子が出てくると空気まで変わる。
この面々が並ぶだけでもう点を上げてもよい。

しかしさすがに寄る年波には勝てず。
獣との戦いに、あんなよぼよぼの走りで
対抗できるわけがないと突き付けられてしまうのが
悲しいところ。

全編女の生の悲しみとそれに対しての戦いが描かれているが
まさか熊と分かり合う瞬間が
マタギでもないのにやってこようとは。

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こまめぞう

3.0勿体なさすぎ

2021年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

設定やキャストは素晴らしいのに、最後の意味不明な展開で全てを台無しにしている。これ、少し脚本を弄るだけで名作になれただろうに。途中までは作者は何かを表現したいのだろうと期待させるが、最後は結局何が表現したかったのか意味不明で終わる。
なぜ、邦画界はこういうもったいない作品を作ってしまうのだろう。脚本の評価システムをもう少し何とかするべき。

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佐ぶ

0.5おばあちゃんの無双が観たかった

2021年3月2日
PCから投稿

思っていた感じの話ではなく、イマイチ面白さが分かりませんでした。

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aaaaaaaa

2.5女性の生命力

2020年4月4日
PCから投稿

正直もっと違う展開を期待していた。
最初は面白く村の女性の生命力と団結力に感心していたのに熊が出て来てからがっかり。
もっと知恵やアイディアがあるだろうに…と残念だった。
ベテラン女優さんの迫力と演技力はさすがでした。

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フラニー

2.0対クマじゃなくて

2019年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

主役浅丘ルリ子の、すぐには馴染めない感じ良し、
捨てられた老女たちのモチベーション良し、
なのに、あれ?途中から、あれ?
違う、こんなはずじゃ…。
浅丘が来てからは災難ばかりで、何一つ話が進まず、
浅丘が来る前も、ずっと雪の中。映像的に重苦しい。

演出も、台詞の訛りとかもっと徹底させて欲しい。
といっても名だたる大女優ばかりだから仕方ないのか。
「姨捨」て信州じゃないのか?信州であの訛りもおかしいが。

テーマ選びは良かっただけに、
残念でならない作品。

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クリストフ

2.0ババアVSくま

2018年6月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

・年よりの知恵をもって熊との戦いに備えるのかと思いきや、勢いと気合いのみの一本槍かよ
・完全につっこみありきのニコ生案件だな
・女優達の顔ヂカラはさすが

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mimiccu

3.5この映画は、これでいいのです!

2016年4月14日
iPhoneアプリから投稿

この映画は、これでいいのです!

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Pocaris

3.0まさに怪演!

2013年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

怖い

婆様達が大勢出てきてサバイバルっていう凄い作品。
もちろん、名女優が大勢出ておりますが、男はほんの一瞬しか
出てきません。

今の世の中年寄りは元気だし、草食系男子に対して肉食系女子の方が
目立つ世の中を反映した作品だとともいえる。

ただ、クマと正面切って戦うのはあり得あないんじゃないかなぁ・・。
もう少し知恵絞りましょう。

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としぱぱ

3.5せっかく面白そうな企画だったのに

2011年10月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

老婆が、「おばあちゃんの智恵袋」的な作戦立案で困難に対処するかと思ったら、根性や気合など精神論で対処しようとするのでずっこけた。

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吉泉知彦

3.0着想は面白いが、まさかモンスター映画とは…

2011年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

死んだはずの婆様たちが、誰にも知られず集落を作って生き延びていたという発想が面白い。
村の掟とはいえ、生への執着を捨てていない婆様たち。その掟を作った男たちは仲間に入れず、お参り場に捨て置くという設定もなかなかシリアスだ。
隠れ集落における彼女らの生活を追い、いろいろな苦難を乗り切る映画かと思いきや、自分らを捨てた村に復讐するため決起するという。デンデラの長である100歳のメイ(草笛光子)が主導する決起組と、決起に反対して“意気地なし”と呼ばれるマサリ(倍賞美津子)のダブルMitsukoの対決に主人公が巻き込まれるのかと思えば、ここもサラッとしたものだ。
では、この映画はいったい何?と観ていると、とんでもない展開になる。76年の「グリズリー」を連想させる化け物クマが登場し、婆様たちが次から次へと倒されていく。逞しく生き延びてきた婆様たちの生き様を描く映画じゃないのけ!?
そう思い込んだアンタが悪いと言われればそれまでだが、もう少し作りようがあったんじゃないの?

往年の人気女優達がシワシワの顔で、薄汚れた端切れを羽織った役に臨んだ勇気は評価できる。
もっとも、これだけの顔ぶれが揃ったなら、声が掛からなかった女優のほうがガッカリだろう。
山本陽子のファンだが、この映画では弓の達人キュウ役の山口美也子がカッコイイ。

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マスター@だんだん

2.0『楢山節考』の後日談というより、ドリフのコントに近い世界

2011年7月1日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

《続・楢山節考》というより、ドリフのコントで志村バアさんを倅の加トちゃんが雪山に捨てるんやけど、帰宅したらバアさんの方が早く帰っていて、「おかえり〜」って待ってるネタあるでしょ。

何度も捨てるんやけど、その度にバアさん近道使って猛ダッシュして帰ってきて、とうとう加トちゃんがダウンしちゃって、「ダメだこりゃ!」
♪ファンファ、ファッファ〜〜ファ〜〜ドン!!♪
ってヤツ。

あっちの方がテイストは極めて似ている。

それなら開き直って笑いに突っ走って欲しかった。

要は、バアさん連中みんな威勢が良過ぎるって事でしょうな。

普段、介護に携わっている者として、不自由になってしまった弱者への面倒や生活観etc.が興味津々だっただけに、
「セルフサービスの特養老人ホームやな」ってぇ安直な印象しか持てないのは致命的だ。

最大のテーマである《老い》に対する掘りがずいぶん浅い。

題材自体はとても面白いのに、残念の一言に尽きる。

では、最後に短歌を一首。

『棄てられて 大地に叫ぶ 枯れ吹雪 恨み牙剥く 残り火の里』
by全竜

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全竜

5.0衝撃的作品!おもしろかった!!

2011年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

手に汗握るとても衝撃的なシーンがたくさんあり非常におもしろかったです。
表面は大女優さんらの演技に魅了される、アクション満載の映画なのですが、
作品としての本質は、人間とは?生きるとは?という本質的なドラマがあり、
つい先日のできごとではありませんが、巨大な自然の力に翻弄されながら、
今だちっぽけな利害闘争に明け暮れるこの国の在り方を考える上で、本作はなかなかに興味深い一本だと思いました。
3.11後の時代に呼ばれた様な作品だと思いました。

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ジュメイ

2.5カルト作か!?

2011年6月26日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

姥捨山を題材にして、カンヌ国際映画祭グランプリに輝いた今村昌平監督の名作「楢山節考」。
その後日談とも言える話を、息子・天願大介監督が描く。
しかも、浅丘ルリ子ら大ベテラン女優の共演で。

映画好きなら見逃せず、期待して観に行ったら…

何だか、思ってた映画と大分違った。
「楢山節考」のような哲学的とも言える深遠な人間ドラマかと思いきや、老女たちのサバイバル・アクションと言うべき内容。

勿論、大自然と人間、生への執着、復讐のはかなさ…深いテーマを描いているのだが、今一つ踏み込めずと言うか、中途半端と言うか、そんな印象を受けた。
加えて、中盤から熊とのバトルが始まり、何故あんなに時間を削ってまで描くのか、「??」となってしまった。

70過ぎの元気過ぎる老女たちを演じるベテラン女優たちの演技は、熱演と言うより怪演。
中でも、100歳の長役の草笛光子は凄みがあった。

名作になり損ね、カルト作になりそう。

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近大