のぼうの城

劇場公開日:

解説

第29回城戸賞を受賞した和田竜による脚本「忍ぶの城」を、「ゼロの焦点」の犬童一心監督と「ローレライ」の樋口真嗣監督が共同でメガホンをとり映画化。主演は野村萬斎、共演に佐藤浩市、成宮寛貴ほか。舞台は武蔵国忍城(埼玉県行田市)。“のぼう様(でくのぼうの意)”と領民から慕われる城代・成田長親は、天下統一を目指す豊臣秀吉方2万人の大軍を指揮した石田三成の水攻めに、わずか500人の兵で対抗する。

2012年製作/144分/G/日本
配給:東宝、アスミック・エース
劇場公開日:2012年11月2日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第36回 日本アカデミー賞(2013年)

ノミネート

優秀作品賞  
優秀監督賞 犬童一心 樋口真嗣
優秀主演男優賞 野村萬斎
優秀助演男優賞 佐藤浩市
優秀音楽賞 上野耕路
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(C)2011「のぼうの城」フィルムパートナーズ

映画レビュー

2.0何故負けなかった?

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

4.5野村萬斎と上地雄輔を好きになる映画

2023年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

萌える

田楽踊りのシーンは狂言師である野村萬斎の持ち味を最大限に活かしていた。銃口越しにあの白塗りの顔の強い眼差しを見てしまった時に思わず引いてしまう感覚がよくわかる。
忍城開城の条件を言い渡すシーンでの独特の発声も凄みを感じた。
上地雄輔さん演じる石田三成も知将ぶりがよく出ていて、上地雄輔さんのイメージが変わった。この二人の横顔が映るシーンがとてもきれいでした。

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ひ

4.0エンタメ。

2023年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

難しい

前提として
・この当時の歴史史料は未読。
・原作は未読。
・犬童監督の他作品は未視聴。
・樋口監督の作品だと『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』を視聴済。

歴史はエンタメになりうることを実感。

序盤は説明やら言葉の難しさ(訛りとか人名、地名など)で入りづらかったものの、"のぼう"こと長親が出てきてからは途端に分かりやすくなった。
すごく簡単にまとめると、傍から見たらバカみたいなやつが、圧倒的な兵力を前に知略で城・民を守る話。

まず、各キャラクターの味付けが分かりやすい。
長親は武士っぽくはないが、人に好かれやすく、知略に長けている。
甲斐姫は男勝りな女性だが、長親に対しての恋心は乙女そのもの。
逆に敵役の石田三成は野心あふれ、戦い甲斐のある敵を求める大将。

この三人だけでもかなり分かりやすく描かれているのだが、他のキャラクターも大勢ながら、非常に分かりやすい。そのうえ魅力的。みんなそれぞれ長所も短所も描かれている。どれも愛されるキャラクターになりうるレベル。誰が主役なのかは分かりづらいけど。

さらに、時代描写も一個一個丁寧。どこまで史実に忠実なのかは分からないが、相当こだわっていると感じた。

そして一番大事なのが、エンタメ性を持たせたところである。
他の時代劇でも行われているのかもしれないが、闘いのアクション性、知能を活かした戦略バトル、恋愛やすれ違い、時折挟まるクスッと笑えるシーンなど、
これらが詰めて大規模な時代劇を成立させるのは、なかなか難しいと思う。かなりエンタメと時代劇のバランスが取れた作品。
一部CGは気になったけどね!
歴史の勉強の入門編としても良いのではないだろうか。

余談だが、終盤のあるシーンで3.11の復興を彷彿とさせるシーンがあった。
時期が時期なので、その意味合いも兼ねているのかもしれない。

そんな、エンタメ時代劇。観れて良かった作品。

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NandS

5.0のぼう様が言うんじゃしょうがねぇや

2023年7月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波、VOD

笑える

楽しい

興奮

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しゅうへい