ソーシャル・ネットワークのレビュー・感想・評価
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何がいいたいのか?
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フェイスブックを共に立ち上げた主人公ともう一人。
主人公はナブスターの元経営者と組み、大きな資金を得る。
代わりにもう一人とは疎遠になっていく。
もう一人は感情に任せてしょーもない事をした事がきっかけで、
完全に会社から干されて株式比率も下げられ、訴訟を起こす。
結局主人公らは負ける。
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うーん、何が言いたいのかわからんかった。
それともただ事実を伝えているだけの映画なのか?
ソーシャルとはなにか
ボーイズクラブというかホモソーシャル的なものへの嫉妬と憧れから生まれたネットワーク故に、排他的排除的な組織となっていくのは必然か。そもそも、社会というものがそういう性質を帯びているとも言える。創造主はその本質からどうやっても被造物とは同一の地平には立てない。
アンダーグラウンド化される欲求/欲望という意味では、『ファイト・クラブ』撮ったらこれも撮るよね。
取り繕った末に……という点では、『ター/TAR』とも通ずるか。
脚本がいい。
Facebookはuserでありながら自分も嫌いだが、fact重視しない映画作りには賛成出来ない。ただ創業者像等、興味深い映画ではあった。
デビッド・フィンチャー監督による 2010年製作(120分)のアメリカ映画。
原題:The Social Network、配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
フェイスブックが卑しい企業で、ザッカーバーグはとんでもなく嫌な奴と言いたい気も良く分かる気はするが、ボストン大女子学生エリカに振られた腹いせでファイスブックの元となるサイトを作ったというこの映画のストーリーは、どうやら出鱈目らしい。ザッカーバーグはフェイスブック立ち上げ時には、今の妻と既に恋愛関係だったとか。モデル的な設定なら納得だが、実名出しての映画だけに、factを重視しない姿勢にかなり腹ただしく感じてしまった。
とは言え、ジェシー・アイゼンバーグの演技は、冷徹だが天才的で努力を厭わず、創業事業に狂信的で、ショーン・パーカーの言葉には素直に従うIT創業者としての存在感を十分に表出していた。
ザッカーバーグをアイデア盗用と訴えるハーバード大ボート部ウィンクルボス兄弟が、親の力で面会した学長に諭されるシーンが印象的であった。世代を跨いだエリートで、その生き方を何処か馬鹿にした様な描かれる方とも感じた。
ジャスティン・ティンバーレイク演ずるショーン・パーカーの人物像も、興味深かった。残念ながらこちらも、事実とは異るキャラクター設定の様であるが、Facebookの初代CEO(25歳)であり株式会社としての組織構築には貢献し、麻薬保持疑惑で会社を追い出されたのは事実の様。ザッカーバーグ以上に彼には興味を覚えた。
パーカーが、共同創業者エドゥアルド・サベリン(アンドリュー・ガーフィールド)の有する株式の希薄化を仕掛けたと暗示されていたが、実際に訴訟がなされており、なかなか興味深かった。一種の騙し討ちだが、契約は存在し、会社の独裁者はこうやって権力を強化するのかと。
監督デビッド・フィンチャー、製作スコット・ルーディン 、デイナ・ブルネッティ、 マイケル・デ・ルカ、 シーン・チャフィン、製作総指揮ケビン・スペイシー、原作ベン・メズリック、脚本アーロン・ソーキン、撮影ジェフ・クローネンウェス、美術ドナルド・グレアム・バート、衣装ジャクリーン・ウェスト、編集アンガス・ウォール カーク・バクスター、音楽
トレント・レズナー 、アティカス・ロス。
出演
ジェシー・アイゼンバーグマーク・ザッカーバーグ、アンドリュー・ガーフィールドエドゥアルド・サベリン、ジャスティン・ティンバーレイクショーン・パーカー、アーミー・ハマーキェメロン&タイラー・ウィンクルボス、マックス・ミンゲラディビヤ・ナレンドラ、ジョセフ・マッゼロダスティン・モスコヴィッツ、ルーニー・マーラエリカ。
思ったよりも難しかった(汗)
期待して観たが、SNSに明るくない世代には、うーん…感覚的にちょっとついていけない部分もあったかな。
でも、映像や音楽や演出等々デヴィッド・フィンチャー監督らしさが満載で、映画らしさは十分堪能できた。
時代を切り開いた本作主役のパイオニア感は、やはりハンパない!
Facebookが生まれる歴史
Facebook創始者の大学生からユーザー数100万人達成までの話。
あまりマークザッカーバーグの歴史を知らなかったからいい勉強になった。
いつの時代も何かのエネルギーとなるのはモテたい気持ちなんだなと痛感しました。
特に面白くなかった
現実には世界を牛耳るほどの成功を収めた企業を取り上げているが
そうなれた理由や運営哲学にも、その成功の規模にも、シリコンバレーの名だたる起業家たちとの絡みもさして触れることなく
いかにザッカーバーグがやっかいな人物であるかと
それがゆえに創業期に起きた周囲とのトラブルにクローズアップした作品。
それならば個々の価値観の差など、いくらでも掘りようがあったと思うが
ただのやっかいな人物と、周囲のフツーな人たちの軋轢が
超絶フツーに描かれていて、仮に娯楽作品として捉えたとしても
何故絶賛されているのかちょっとわからなかった。
FBの設立の話し。映画だと訴訟の部分が分かりやい。 Faceboo...
FBの設立の話し。映画だと訴訟の部分が分かりやい。
FacebookのTheが取れるってところが良かった。
ショーンとザッカーバーグの早口、ちょっと変人っぷりのやり取りも面白かったし、
なによりサベリンのアンドリューガーフィールドが良かった。
ルーニーマーラのあんたの性格がクソだからよ、も最高。
最後に元カノに申請送って何回もリロードするザッカーバーグに共感した(笑)
Facebookができるまで
スティーブジョブズを観たときも思ったが
偉業を成し遂げる人には変わり者が多い。
マークザッカーバーグも想像とはだいぶ異なる人間性で純粋に見ていて面白かった。
だけど自分の信念を持っていて、多大なる自信があるところも成功者の共通点かと思った。
自分自身プログラミングを少しかじっているけど
やっぱり自分が作りたいもの、ワクワクするものを超える熱量はないと思った。
賛否両論あると思うが、僕は好きな映画だった。
テンポよく映像に引き込まれるつくりになっている。 Facebook...
テンポよく映像に引き込まれるつくりになっている。
Facebook、成功の裏で訴訟が行なわれているとは思わなかった。
大きいことをしているはずなのに、子供だなぁと。
うまく人と立ち回れていたら、傷つく人も少なかったはず。
まぁそうは言っても、成功できたのは天才である彼だったからだろうけど。
ノンフィクション
マークザッカーバーグFacebook設立の軌跡
偏った考えでありサイコパス気質であるが、天才がゆえに許されるような感覚を持ってしまう。
原動力が見返すようなものだったり、面白さだったりするので、継続力があり大きな力となっているのが、とても参考になり共感できた。
配役の妙
役者の個性が配役にぴったりハマっていることがこの作品全体の完成度を底上げしている。どの映画でもとにかく早口でお馴染みのジェシー・アイゼンバーグはその早口さが天才独特の奇妙さを体現している。
しかし、配役において特にハマっていると感じたのはアンドリュー・ガーフィールドだ。
自身がFacebook創業者の一員であるというプライドと、Facebookでより多くの金を生み出したいという野心があるにも関わらず、ことごとく空回る。さらにショーン・パーカーという天才に横入りされた焦りと悲壮感を表現できるのは彼しかいないと思わされた。
最後のザッカーバーグが元カノのFacebookにフレンド申請を送っているシーンと、ショーン・パーカーが学生の時に思いを寄せていた女性の事を思い出すことはないと言ったシーンとの対比は笑えた。
徹底的にショーンを嫌な天才。ザッカーバーグを憎めない天才として区別している。大成功を収めても過去を気にする、可愛らしい一面を残していた。
マーク・ザッカーバーグの世界観に引き込まれる!
おもしろかった!あっという間に2時間が過ぎ、
最後も「え!これで終わり!?」と思ってしまう程。
けっこう事実とは誇張されているみたいですが、
マーク・ザッカーバーグの早口でまくしたてる所は見ていておもしろかった。
主人公はマーク・ザッカーバーグなのに、
周り人たちの方が感情を露わにしている所が印象的でした。
物語の最初から最後まで、別れた元カノを想っている姿が切なかったです。
最後のシーンはフェイスブックCEOではなく、
ただのマーク・ザッカーバーグでしたね。
天才を常人が理解するのは難しい
ビジネスを成功させるためには、やはり時にはシビアで冷徹な判断をくださなければならない時もありますね。
しかしマークの場合にはそれは冷徹でもなんでもなくてごくビジネスを成功させるための当たり前のことなんだと思います。
マークは本音で生きているから逆に衝突も多い。そもそも天才を常人が理解することなんてできないのかもせれません。
見応えのある映画でした。
”Facebook me!”
すごく面白かった!法廷的室内と学生時代の昔が、カチカチと場面交代するのがワクワクしてかっこよかった。早口台詞は癖になる。選曲も映像も良くて、さすがフィンチャー!と思った。マークが一人残った最後のシーンは胸が痛んだ。
ジェシー・アイゼンバーグの繊細な演技に魅せられる✨
マーク・ザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグの繊細な表情や仕草に魅了。
元財務長官の肩書を持つハーバード大学学長ローレンス・サマーズ(ダグラス・アーバンスキ)への直訴シーン、ニューヨークでのショーン・パーカーと会合シーンが秀逸。
Facebookに全く興味はありませんが、何処に勝機を見出すか、その手腕に見入ってしまいました。
テンポの良い選曲もいい。
冒頭では、かなりの変わり者に思えたマーク・ザッカーバーグが、真っ直ぐで嘘の無い魅力的な人物だと思えてきました。
見応えのある作品でした。
「想像力を活かせ」
「創造に価値がある」
日テレを録画にて鑑賞
SNSの外側にいる生みの親を描いた、見事な青春映画
彼女に振られた腹いせと、エリートを見返したいという劣等感からFacebookは生まれた。
世界最年少の億万長者は、抑揚のないボカロのような話し方をする変人で、歯に衣きせぬ物言いで人を白けさせ、元カノへの未練を断ち切れない孤独な男。
数ある訴訟騒ぎは、他人へ心を砕くほどのキャパシティーがなさ過ぎて、結果的に裏切ることになってしまっただけ。社会の抱く、若くして成功者という虚像とはかけ離れ、実像は不器用で寂しい青年だった…。
……という描き方をされているが、あくまでこれはフィクション。
ザッカーバーグ本人からすれば、世の羨望から目がそらされて、いいことずくめか。
フィンチャー監督は、若者の孤独感を見事に描いている。
文武両道のリア充を妬んでいるにも関わらず、それを餌にして女性もつるというねじれた承認欲求、自分の生み出したSNSへの興奮がネットという世界で奔流していくにも関わらず、本人がその流れの外にいる対比などが、素晴らしい。
元々のアイデアを他人から盗み、それを開き直って「おまえに具現化できる技術と知性があるのか?」と言い放ち、「やったもん勝ち」の理論で突っ走る幼稚さと傲慢さも青臭く、生々しい。
この生々しさがフィクションということを忘れさせる。
そしてそれは、まだ世間に責任を負う年齢ではないからこそ許される雰囲気もある。
ラスト、元カノのFacebookを何度も更新する演出まで憎いほど完璧な、まさに青春映画。
ちなみにナップスターCEO、ショーン・パーカー役にジャスティン・ティンバーレーク。
このサービスに多少は犠牲を強いられてきた側のミュージシャンを充てるあたり、憎いキャスティング。
Facebookを複数形にするな、そして広告は入れるなという助言がクール。
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