劇場公開日 2010年8月21日

カラフルのレビュー・感想・評価

全43件中、41~43件目を表示

4.5十人十色の輝き。

2010年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

借りぐらしの肉体で客観的に日常を重ね,
やがて,輝きと安らぎに気付いて成長してゆく小林真。

彼を通して直球で描く「命」のドラマは,響くポイントが多く,琴線に触れた。

自己チューで,ろくでなしで弱くて情けない。
かと思えば,些細な喜びで笑顔になる人は,
存在するだけで誰かを傷つけ,支え,助けている。

それこそが「人間」であると
優しく十人十色を肯定する人間讃歌に泣いた。

同時に,
人の死は,周りの心に傷を植え付けるのだと訴えるメッセージも響く。

子供たちにこそ,この作品を観てほしい。

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AKIRA

5.0涙がとまりません

2010年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

知的

幸せ

泣きました!
見終わった後、切なさ、安心感、爽快感、いろんな感情を味あわせてくれる映画。中学生の頃に考えていたこと、感じていたことを一気に思い出してしまった。そして、もし中学生だった自分がこの映画を見ていたら、出口の見えない暗闇を必死に走っていた自分がどんなに救われたことだろうとも思った。
最早アニメというジャンルを超越し、子供向けではなく、大人の鑑賞に堪える映画です。

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メタビーイッキ

2.0正真正銘「子供向け」なのかもしれない。

2010年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

単純

宮崎あおい、麻生久美子が声優に起用されたことで気になっていた作品。

しかしながら、微妙…

最近のジャパニメーションにしては、控えめなイラストで、
特別な美少年も美少女もいない地味なキャラクター達。
そういったヴィジュアル面は控えて、物語一筋で攻めて来るのかと思いきや、
対した話じゃない。
良い箇所が無い。

淡々と物語は進む。
なによりキャラクターたちの心理描写が少ない。
突然物語が進行していき、あっさり終わってしまう。
退屈な映画だった。

主人公がクラスに溶け込み、立ち直るところは、
男友達ではなく、女友達をきっかけに−雰囲気的には宮崎あおい演じるしょうこと−立ち直っていけば、少しだけ甘く切ない感じを出せたろうに、
なんで男の友情なんだか…
そんなに染みない描き方だから、もう残念。
人生ってそんなもんでしょ? てことなのかもしれないけれど、
映画…とくに、アニメぐらいは甘酸っぱい想いをくれてもいいのに…。

余談だが、宮崎あおいファンとしては、南明奈が演じるひろかを宮崎あおいが演じて欲しかった。
こんな子が援交なんてするはずが無い!というギャップも踏まえてね。

麻生久美子の母親役は頑張っていた。
おそらく麻生久美子が一番登場シーンが多い。
特に演技をするわけでもなく、いつも麻生さんだった、落ち着いてる母親だった。

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TOKUSHI