ソウ6のレビュー・感想・評価
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普通
自宅PS4にて、TSUTAYAでBDをレンタルして鑑賞しました。
初っ端からグロいですね。自分の体の一部を秤に乗せていくやつですが、演者の演技力も相まって、かなり痛々しく感じました。また、最後に保険会社の社長が薬品で溶けていくのも中々でしたね。
ただ、それ以外のゲームに関しては、割とグロさは抑えられているような印象を受けました(あくまでシリーズ比ですが)。その分見やすかったのかなと。
そしてホフマン刑事がしぶといですね。あの逆トラバサミ発動してなお生きながらえるとか、どれだけしぶといんだと思いました。
個人的な意見ですが、保険会社の社長役の人の悲鳴や演技が微妙だと感じました。そんなに痛そうじゃないというか、苦しそうじゃないというか…どうなんでしょうかね。
全体的な評価は微妙ですね。話がややこしくなってきた上に、一作目や二作目のようなどんでん返しもなくなってきて、面白さが減ってきたような感じがします。まあここまで来たので全作見ようとは思いますが、後の作品が面白いことを期待します。
毎年楽しみになったソウシリーズ。11月はソウ月間!
サブプライムローン問題を扱ったのか?オープニングの犠牲者は男女一人ずつ。自分で肉を多くそぎ落とさないとヘッドギアのボルトが脳天を突き刺してしまうというゲームだ。太った男は腹の肉を切り取るが、痩せた黒人女性は腕を切り落とすのだ・・・その男の死体にはストラムの指紋があった・・・前作とちょいと時系列が被っている。
リンジー・ペレーズは生きていた。その彼女と組めとエリクソンに命令されたホフマン。ジルと会ったホフマン。最後の仕事だということはずっと一緒に仕事をしていたのだろうか。
今回のゲームの被害者はアンブレラ生命保険のウィリアム・イーストン(ピーター・アウターブリッジ)。彼は理屈をつけて病気になった者に保険金を払わない。またジョン・クレイマーとも面識があったのだ。ウィリアムの選択は辛いものばかり。同僚や部下たちの死を自分で選ばなければならない。彼が顧客の被保険者を選んできたように・・・健康で長生きできそうな者、病弱だが養うべき家族がいる者等々。そして彼の行為を見守る者たちがいた。母と息子、そしてジグソウの犯罪行為を煽るかのような記者パメラ・ジェンキンスだ。この母と息子がてっきりウィリアムの家族だと思って見てしまうのだが、終盤、それが保険金未払いのため死んだ父の家族だったのだ。そしてパメラこそがウィリアムの家族。ちょっとしたサプライズだ。もちろん、ウィリアムの運命は未亡人と息子に託されるのだ。
一方、ホフマンはセスの体内に残っていたテープの声の分析によって正体がバレるが、エリクソン、ペレーズ、分析官の女性をあっという間に殺害してウィリアムの処刑場へと急ぎ戻るのだ。しかし、そこに待っていたのはジル。ジョンの遺品である箱の中には1から6までの番号がふられていた封筒があった。1から5までは今回の被害者であるが、6はホフマンそのもの。アマンダに女医リン・デンロンを殺させたのがホフマンだったという回想シーンもあった。ほとんどの残虐な機械はホフマンが作ったものであったが、最初の犯罪で使われたヘッドギアをジルに被せられた・・・まぁ、血まみれになり顎が外れながら生き残ったようだが・・・
ジルとホフマンの対決は次回作に持ち越しか・・・今回はそれでも単なる復讐劇とはいえないほど社会派作品なのかもしれない。アメリカが抱える医療保険の問題、サブプライムローン(ちょっとだけ)。そんな非道な会社にいるエリートでも自分の命は惜しい。回転木馬の6人の部下たちが2人しか生き残れないというのも、保険会社が3分の2の支払い拒否をしていることと同じ確率なのが面白いぜ。とにかく、早く決着つけてくれ!
【2009年11月映画館にて】
イッキ見不回避
面白すぎて
もうイッキ見しちゃうよね
なんといってもジョン・クレイマーのカッコよさ
あのチョボっとした口が妙に癖になる笑
スター・ウォーズでいうベイダー卿みたいな感じ
この人がいないと『SAW』にならない
この映画はネタバレなしには語れないので
厳禁な方はスルーしてください
シリーズまとめて語りたいと思います
★ ★ ★
『SAW 2』
気性の荒いエリック刑事がジグソウの基地に乗り込む話と毒ガスが充満した洋館に閉じ込められた男女8人のゲームが並行して展開されます
この映画は
「誰が生き残るのか?」
より
「なぜ彼らなのか?」
「ジョンの意図は何か?」
が物語の核のような気がします
それも
『デデデン♪ デデ デン デデデデデン♪』
の音楽と共にフワァ〜〜〜と
明らかになっていきますが!
結局、
「ダニエル以外のゲームの参加者はエリックがでっち上げの証拠で逮捕した者たち(不憫)」で一連のゲームはビデオで録画したもの本当のゲームの被験者はエリックというオチでした
「ただ私と話をする それがゲームだ」
ジョンは犯罪者の更生より
それを取り締まっているシステムや体制側に
問題があると考えていたようですね
『SAW 3』
このころに製作側に
「え、癌患者のジョンがあんな仕掛けつくるの無理じゃね?」
というツッコミが入ったのでしょうか
1, 2から少しスポットがかわった気がします
熱狂的なジグソウ・ファンのアリソン刑事は
彼の手口(道徳)が変わったことに気づきます
新たなダーク・ヒーローが潜んでいたんですね
今回のゲームは、
妻:名医であるリンはジョン・クレーマーの手術を命をかけてする
夫:復讐心に取り憑かれた男が寛大になれるか試される
という『夫婦』が主軸の「身近な人をもっと大事にしようよ」
というジョンのやさしい意図が隠されています
「執着心を解き放てるか…」
ですがこのゲームはもうひとつ
感情的なアマンダが「ワシの後継者になれるか?!」
という試練でもありました
ジョン・クレイマーどんだけ頭いいの…
彼自身もゲームに身を置いていたというのに
単なる連続殺人鬼ではない
人となりみたいなものが見え隠れします
『SAW 4』
「ジグソウは死んだ
ーーーだが、ゲームは終わっていない」
ここから登場人物が増え
注意しないとついていけなくなってきます
正直、3でアマンダが髪型変えていたことも
混乱要素でしたが
ストラムとホフマンの区別がつかねえ!笑
すみません、これは私が節穴です
最後に明かされますが、時系列が『SAW 3』と一緒なのもややこしい要素の一つです(冒頭のジグソウの遺体にまどわされがち)
今回の大筋は
熱血黒人警官リッグがエリック刑事(『SAW 2』の被験者)と誘拐されたホフマン刑事(遺体解剖室にいた刑事)を救出できるか、というゲームです
「人助けをしようとしなくていい
彼らは自分たちの力で勝手に解決していく」
リッグ悪いヤツではないんだけどな…
今回の<ジグソウ>の意図が難解だったのは
ゲームの支配者がホフマン刑事だからでした
ついに新たなダーク・ヒーローの全貌現る、ですね
『SAW 5』
ストラム捜査官は拷問機で容赦無く殺されるところでしたが間一髪のところで生き延び
同じく生き残ったホフマン刑事がジグソウの後継者ではないか目星をつけます
また、ジョンの元妻ジルは遺品の謎の箱を受け取りますが中身はこの映画で明かされません(だから6も続けてみちゃう)
今回のゲーム参加者は
「放火事件に加担した関係者」
裕福で利己的な彼らでしたが
ゲームは「協力すれば全員助かる」
つくりになっていました
しかし、その意図はとってつけた感じというか
ホフマン刑事は猟奇殺人フェチなので
ストラム検査官は後継者に探りを入れたという理由でミンチにされます
『SAW6』
「政治家どもはいつも同じことばかり言う
医療問題は政府ではなく医者と患者が決めるべき
だが実際には 医者でも 患者でも 政治家でもない
保険会社が決めている」
ジョンは警察だけではなく<保険会社>にも憤りを感じていました
話の大筋としては
保険会社の副社長ウィリアムが被験者となっているようにみえて
実は生死は選べないという
さすがジョンの考えたゲームというだけあって
哲学にムラがありません
現代のリュパンみたいですね
しびれます
ゲームの最前線にいたのは遺産の持ち主ジルで「Game over.」といいますが
ホフマン刑事の生命力の並々ならぬものです
物語はファイナルへと怒涛の展開とメンバーで迎えていきます
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