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映画「SOUL RED 松田優作」(御法川修監督)から。
名優、松田優作さんのの公式ドキュメンタリーとして
多数の俳優たちが彼について熱く語ることで、
彼の魅力・生き様は、ますます輝きがかかったようだ。
ハリウッド映画「ブラック・レイン」で共演した、
アンディ・ガルシアさんの呟く
「彼の優雅さに、詩のような美しさを感じたよ」も響いたが、
今回は、浅野忠信さん、香川照之さん、仲村トオルさんらの
メッセージだと思うが
「優作さんの中には、父性がある」と呟いたシーンが残った。
「あれはダメだ、これはいい、っていうような、
断言ができる、価値観とそれに対する自信」があったと言うし、
部屋に、彼のポスターを貼って
「この人に見られていたら、手を抜けないよなぁ」と感じるらしい。
それこそ彼が「父性」の固まりのような人間だったことがわかる。
今、巷で大人気のドラマ・映画「相棒」の主演である、水谷豊さんが
ドラマ「探偵物語」では、松田優作さんにいろいろ指導されていた。
まさしく「相棒」の前身は「探偵物語」だと言い切れる。(笑)
絶対的な存在感、それが「父性」なのかもしれない。
映画監督、森田芳光さんも「優作だったら」と前置きをして、
「きっといろいろな人に対して、ダメだしすると思うんですよね。
そんな生き方でいいのか・・って」と振り返った。
ほらっ、やっぱり父性だね、彼の根底に流れているものは・・。