銀色の雨

劇場公開日:

銀色の雨

解説

直木賞作家・浅田次郎の短編を、「銀のエンゼル」の鈴井貴之監督が映画化したヒューマン・ドラマ。父を知らずに育った男子高校生・和也、スナック勤めの孤独な女・菊枝、引退を勧告されたボクサー・章次。偶然出会った3人の男女が、奇妙な共同生活を通してそれぞれの傷ついた心を再生させていく姿を描く。「ごくせん THE MOVIE」の賀来賢人、「最終兵器彼女」の前田亜季、「レッドクリフ」の中村獅童らが出演。

2009年製作/G/日本
配給:エスピーオー、マジックアワー
劇場公開日:2009年11月28日

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映画レビュー

3.0意外と豪華な

2023年1月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

劇場公開時鑑賞。原作未読。
まだそんなに売れる前の賀来くんが主役でしたね。こじんまりとしたお話ですが、ローカル物なので見たことある風景に、役者さんがいるのはワクワクしました。

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なお

3.0透徹の空

2021年2月12日
スマートフォンから投稿
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collectible

3.0ハチャメチャな舞台挨拶に、映画館が大爆笑

2009年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

「水曜どうでしょう」(HTB)
鈴井貴之監督みたさに、公開初日の舞台挨拶日に鑑賞してきました。

10月31日、
ロケ地の鳥取で先行公開。
今年は例年になく地方発信作は
良作が多いので、かなり期待をしていました。

入口で初日のプレゼントかな?
「銀色の雨」のシールが貼られた
雨を意識したのか水色の飴をもらいました
(おもいっきりオヤジギャクですね)

今、袋を開けてなめてみましたが、
ラムネの味かな、よくわかりません(苦笑)

☆彡     ☆彡

なんだ、コレ?
これは、ナシでしょう・・・。

上映終了後に
拍手がおこりましたが、私はしませんでした。

ところが、舞台挨拶で話した、
鈴井監督のコメントで感想は一変します。

〈 本当に地味な映画。なにもおきません 〉
〈 人生の雨宿り。頑張るだけでなくときには、
  ジッと時間が経つのを待つトキがあってもいい 〉

以下、私の勝手な想像で、
鈴井監督が話したコメントではないのですが、
もしかして鈴井監督、あることに挑戦したのではないかと。

あることというのは、
“アート系映画とテレビ系映画の融合”

作品。本当に何もおきません。
ここで、アート系だと、セリフも
少なくして、今回だと、雨とか、
列車の走る音とか、通り過ぎるタイミングとかを
符丁にして、お客様に作品の世界を理解してもらおうとします。

ところが、今回、
何もおきないとは言いつつも
少しはおきることがあります。
それを、符丁でなく、セリフで表現していきます。

つまり、これこそ勝手な想像なんですが、
鑑賞ターゲットを「水曜どうでしょう」などで
鈴井監督に興味を持ち、普段映画は見ない、極端な話、
映画館に来るのが初めて、という人に定めたのかな、と。

そして、初めて訪れた人に、
こういうわかりやすい映画を
上映しているのなら、また映画館に行こう、
と思ってもらえるような作品づくりを、心がけた。
映画人口そのものを増やしに行ったんじゃないのかな、と。

そう考えると、
「なんて大胆なことに挑戦したんだろう」と感想が一変したのです。

◇   ◇

ただ、鑑賞中は、
そんなこと気づいていませんから、イライラしていました(苦笑)

なにもおきないのに判り安すぎるし、
主役の男の子の演技が、残念なデキ(泣)

特に、中村さんと絡むと、
差がありすぎて、中村さんが浮いてしまっていました。

対照的に、
AKB48の大島優子さん。
前田敦子さんに人気投票では
負けましたが、演技力の面では勝っていました。

映画初出演のサンドウィッチマンのお二人も
登場シーンは少ないのですが、演技も上手かったですし、
笑いもとっていて、なかなかの存在感を示してくれていました(笑顔)

☆彡     ☆彡

え~、今回の
クライマックスは映画じゃなく、
上映後の舞台挨拶だったかも(苦笑)

お客さん作品の中身知っている
マスコミの取材はいっていない

もう、気を使う要素ゼロ。
ここまで動いて喋ってお客さんを
爆笑させた映画監督を私は初めて見ました。

しかも、一緒に登壇をしていた
マスコットキャラクターの空気が
絶妙のタイミングで抜け始め舞台挨拶
どころではなくなるハプニングもあり、
静かな作品がウソのような爆笑が連発。

映画で残った不満は一気に解消。
逆に、お釣りがでるほどでした(苦笑)

「水曜どうでしょう」キッカケで
初めて映画を見る人には、大泉洋さんなども
本当にチラッとだけですが出演しますので、お薦めできます。

ただ、
毎月映画を観ているような人には、
ちょっと、物足りないかもしれません。

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septaka
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