劇場公開日 2009年10月9日

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「家族全員の視点で描かれる」私の中のあなた keitaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5家族全員の視点で描かれる

2012年3月27日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

主人公が定かでは無い。 白血病と戦うケイト、姉のドナーとして強いられるアナ、自分の無力さに落ち込むジェシー、娘の死を受け入れられないサラ、子供たちを温かく包み込むブライアン、家族全員が主人公で全員が病気と戦っていることをニック・カサヴェテスは冒頭に示す。
ひとつの消え行く命を通して人生の美しさ、家族の絆、死への寛容、あらゆるテーマを映し出す。
しかし、重たいテーマだがシリアスになりすぎることもなくちょうどいい。

アビゲイル・ブレスリンの"子供らしさ"がより涙を誘う。

keita