劇場公開日 2008年11月29日

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青い鳥のレビュー・感想・評価

全24件中、21~24件目を表示

4.0確かに

2008年12月13日

試写会でいきました。考えさせられます。確かにずっと気に留めていることはないですよね。自分がいじめられるのって怖いものです。

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ロリくま

4.5心が揺さぶられました

2008年12月4日

泣ける

心に大きな傷を持つ人々が本気になっていく様が描かれていたと思う。
その上、現実の学校側の姿が実によく出ていた。
今の世の中、責任を取らない大人が多すぎると思う。
ただのいじめの映画ではない、とても考えさせられる、良い作品だと思う。

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nana7

5.0今年の五指に入ります!

2008年11月30日

泣ける

悲しい

これは傑作です。

今年は非常に面白い映画が多いですが、この映画は間違いなく僕の中で、今年のトップ5に入ってくる作品だと思います。重松清さんの作品は「流星ワゴン」しか読んだことがありませんが、その時も「人間の心理描写を非常にきめ細かく、そして温かく書く作家さんだなぁ。」と思いました。この映画でも重松さんらしさがでていると思います。

テーマは、中学校でのいじめですが、僕はこの作品にはもっと深いメッセージがあるように思いました。それは、いじめ以前に「人とどう接するか。」です。他人と接するときに、その関係を簡単にリセットすることが出来ないんだよ、という言葉が込められているように思えました。とても熱い映画です。

上映館数が少ないので、なかなか劇場で見る機会もないかもしれません。そんな人にもぜひDVDで見るようにお薦めしたい作品です。音楽も素晴らしいですし、また「静寂」を非常に上手に使っています。画面に釘付けになります。そして、阿部寛の演技も抜群です。文句なしの傑作だと思います。

あ、あと音楽担当の「まきちゃんぐ」ですが、なんと僕と同じ岡山県出身です。他の曲も聴いてみましたが、なかなか心にしみる良い音楽だと思います。これから注目したいと思います。

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kharuna

3.0教師の理想像かも知れないが、少し現実離れのモンスター教師

2008年11月19日

知的

この作品、
ケチをつけようとすれば色んないいがかりのできる映画だけれど
まず、この映画の趣旨に沿って温かい見方から。

突然、
市の教育委員会からの派遣という事で
村内先生というどもりの先生が中学校の担任として
2年1組にやって来ます。
このクラス、いわく付きなのです。
イジメが原因で
クラスメイトが自殺未遂を起こし転校しているのです。
村内先生、自殺した野口君の机を教室へいれ、
「毎日、野口君おはよう」とやるから、
クラスメイトはたまりません。
彼らはこの事件を忘れてしまいたいのです。
そんなことお構いなしに、先生は毎日続けるうちに
軋轢が表面化してきます。

先生の主義主張は、どもりだけれど、本気でしゃべるから
本気で聞いてくれ、これだけです。
生徒の方は、そんなこと言われても、
今までそんな先生いなかったから、
面食らいます。

メッセージは明確で、
物事を本気で受け止め、本気で対処するということ。
それと、やっちゃった事は、
ゲームのように一からやる直す事は出来ない。
その失敗をどのように受け止め、今後の糧にするか。
そんな風に受け止めたました。

さて、この作品を、「B」としてしまった理由は
村内先生のような人は、日本の教師にいるのか?
金八先生はなんとなくいそうな感じがするけれど
村内先生がまるで聖人君主のように描かれすぎていて
ちょっと引いちゃったせいです。
村内先生を、もっと身近な人間臭い先生にして欲しいと思いました。

それと、結構笑えるというか
反面教師として、
生活指導の先生が描かれていました。
この先生、イジメを無くする為に
大人の論理で、目安箱みたいなものを作るのですが
当然そんなものに投書するヒトなんか、
いないわけで。
いまどき、こんな先生がまだいるとするならば、
日本の教育現場は、危ない!
と、見たほうがよさそうですね。

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カサキショー