ミッドナイト・ミート・トレインのレビュー・感想・評価

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3.5これは中々すごかった

2024年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

採点3.7
北村龍平監督のハリウッドデビュー作、これは中々すごかったです。
キャスト陣もブラッドリー・クーパー、ヴィニー・ジョーンズ、レスリー・ビブ、ブルック・シールズと厚いです。
ゴアがしっかりとあるホラー で、そこにサスペンス要素もありました。あと映像がすごい綺麗なんですよね。
よく考えるとツッコミどころは多いのですが、何だか勢いで突っ走っていった作品でした。
ちゃんと面白かったです。

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白波

3.5後処理は誰が?

2022年7月7日
Androidアプリから投稿

イギリス産のホラー映画、「0:34」と設定がカブる本作は、北村龍平監督のハリウッド処女作だ。日本未公開だったが、彼のユーモラスとも取れるスプラッタ描写が楽しめる作品である。
暴漢魔に襲われた日本人女性が失踪を遂げた事から、奇妙な事件へと巻き込まれていくサスペンス仕立てのストーリーであり、スリリングな展開が用意されている。殺人鬼の風貌も至って普通であるからこそ、得体の知れない恐怖を感じることが出来るのである。

主人公が写真家という事もあり、現像するシーン等が多く描かれるため、てっきり写真にまつわる事で意外な正体が暴かれていく物語なのかと思っていたが、終盤で予想を遥かに越える展開が用意されている。この手のスプラッタホラーだとある程度は決まったような展開であり、正直ストーリーはあって無いような物であるが、あっと驚く展開を用意してくれているのは中々感心させられた。正直ツッコミどころは多く、日々一般客が利用している地下鉄を血祭りに仕立て、更には散々破壊の限りを尽くすのである。これを始発までに直すのかと考えると不思議で仕方ない。面白い位に血飛沫が飛ぶのだが、その描写の度に後片付けの事を考えてしまう。

サスペンス仕立てのストーリーの割には話がチープな気もするが、気持ち良い位の派手なスプラッタ描写で夏の暑さも吹っ飛ぶ事だろう。

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Mina

4.0地下鉄の殺人鬼

2021年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 レオンは地下鉄で暴漢に襲われそうになった日系人女性のモデルを、防犯ビデオを指さし、「スターになれるぞ」とシャッターを切り続け助けた。しかし、女が地下鉄に乗るといきなり殺人鬼に殺される・・・ “街の心臓”などというテーマで事故や犯罪、街の底辺を撮り続けるレオン。有名画商スーザン・ホフ(ブルック・シールズ)に認められたくて、危険な街をうろつき、食肉加工工場で働く男を追いかける。ついに殺戮現場を目撃し、フィルムに収めたレオンだったが、殺人鬼に見つかり、負傷させられ、恋人の家にたどり着く。なぜ殺されなかったのか?不審に思った恋人マーヤはレオンの友人ジャーギスとともに殺人鬼の泊まるホテルに潜入しカメラを探す・・・

 100年前に起こったシリアルキラーの模倣犯?地下鉄の列車ごと人は消えるし、車掌だってグルなのだ。そして何も信用してくれない女刑事も・・

 どぎつい映像。後頭部をハンマーで殴り、目玉が飛び出すシーン。うげげ。とにかく怖い。こりゃ『テキサス・チェーンソー』以上に怖い。クライマックスの殺人鬼の戦いの前に、ブッチャー殺人に魅了されつつあったレオン。胸に刻まれた焼印(?)が示すように、代々受け継がれたブッチャーの後継者として認められたようだ。人間とは異なる別の世界。言ってみれば肉編ヴァンパイアの世界のようなものなのだろうか。終着駅にてアンデッドが蘇って、人間の肉を喰らうところはゾンビ映画のようだった。

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kossy

3.5一番の注目俳優さんはブラッドリークーパーですね

2019年2月2日
Androidアプリから投稿

一番の注目俳優さんはブラッドリークーパーですね
ガガ様とも共演して監督もしたあのブラッドリークーパーです‼
最近数年あまり名前を聞かないなぁと思ってましたが戻ってきましたね(。^。^。)嬉しいです

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popo

3.5期待以上の出来

2018年12月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

原作はタイトル一発ネタみたいな短編だったが、うまく話を膨らませているし、スプラッタ描写も中々だし、撮り方もいろいろ趣向を凝らしていて非常におもしろい。

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なお

3.5やたらと映像が美しいスプラッター

2017年1月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

興奮

久しぶりに良質のスプラッター(?)を観た。独特の映像美とスリリングな展開がとても印象的で,一瞬たりとも目が離せない。残念ながら終盤で安易かつ「それを持ち出したらおしまい」という状態になってしまうのが惜しいが,それを差し引いても「これぞスプラッター」と言える作風であることは事実。シュールとチープの境界ギリギリを行く作品だと思う。

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たろ☆

3.5すんごいクオリティのB級作品

2016年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

単純

もうタイトルからしてB級だが
ストーリーもB級、3DCGもB級だが
役者と撮影技法はメジャー映画級でクオリティ高い
ブラッドリー・クーパーが出てる時点で超びっくりした
しかもまさかの日本人監督かよ…

最終列車で血の惨劇
狂気の殺人鬼は解体屋で家畜の解体の如く人を殺す
ビジュアル的にインパクトは絶大
ネタでやってんのか本気でホラー作ってんのかわからない箇所が多い
が、全編悪ふざけで作っているとしか思えないノリだ
設定はザルだらけ、血糊はたっぷり…
…大量血糊は「フィースト」でネタ扱いされているのが印象深いが
それよりは少なく、ネタなのか微妙なところが残念かな
B級っぽい設定の連続、オチも最高B級臭い

でもこれ結構面白い
割と直球のスプラッターホラーで謎が謎呼ぶ展開
B級ならではの映画の良さとクオリティの高さが共存している
表紙とタイトルで期待して映画を見たらその通りのものが出てきて
しかも割りとクオリティが高いというのは近年じゃ珍しい
伏線も微妙に張っているので突拍子もない展開とも言い切れない

個人的には演出も役者の怪演も楽しめた

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tabletap