重力ピエロ

劇場公開日:

重力ピエロ

解説

人気作家・伊坂幸太郎の直木賞候補になった同名ベストセラーを映画化。大学院で遺伝子の研究をする兄の泉水と、自分がピカソの生まれ変わりだと思っている弟の春。2人は、仙台の街で起こる連続放火事件と、現場近くに必ず残されるグラフィティアートの関連性に気付き、事件の謎解きに乗り出すが、そのことで24年前から今へと繋がる家族の謎が明らかになっていく。監督は「Laundry」の森淳一。泉水役に加瀬亮、春役は岡田将生。

2009年製作/119分/日本
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2009年5月23日

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(C)2009「重力ピエロ」製作委員会

映画レビュー

3.0自首しない決断

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

3.5面白い!けど・・・

2023年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

原作を読んでいないのであくまで映画だけの感想、という事を前置きいたしますが、そもそも普通の感覚ではレイプされて身籠った子どもを産もうと思うのは母性として普通の感覚なのだろうか。母体が何らかの病気で中絶をしたら体に影響があるって話なら別だけど。。
そのような子を産んでしまっていつか真実を知ってしまったら不幸でしかなくない?てなわけでこの物語はある意味必然のような気がしてしまって納得感が先立ち映画としての面白さが半減してしまった。

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カンガルー

4.0【”俺たちは最強の家族だ!”赦されざる者は報いを受ける。今作は、不幸な現実にもめげず、懸命に希望を見出そうとする家族の物語である。タイトルに込められた意味は、重いです・・。】

2022年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

知的

幸せ

■大学院で遺伝子の研究をする泉水(加瀬亮)と、街中の落書き消しの仕事をする春(岡田将生)。
 ”全然似ていない”2歳違いの兄弟である2人は、ある日、父親がガンに侵されていることを知る。
 一方、街では連続放火事件が起きており、その現場には犯人からのメッセージと思われる落書きが残されていた。

◆感想<Caution!  内容に触れています。>

・久方ぶりに鑑賞したが、高校生時代に連続レイプ犯だった葛城(渡部篤郎)の、成人してからの豪奢なマンションで、泉水に言い放った言葉には、相変わらず怒り心頭になる。
ー ”レイプ魔が、何を言ってやがる!家庭の安寧を崩しかけたことを判っているのか!”
  個人的な意見であるが、レイプ犯は、市中引き回しの上、八つ裂きの刑が妥当だと真面目に思っている。(一応、法学部出身ですが、ハムラビ法典を学んだので・・。)
  女性の人権を蹂躙する男(今でも、頻繁に事件が起こる。)は一罰百戒の意味を含めて、厳しい厳しい厳しい、刑罰を処するべきである。終身刑でも良い。ー

■今作が響くのは、レイプ魔により一度は家族が崩壊しかけたところに、父(小日向文世)が決断した事である。
 ”自分で考えろ!”
 生まれてくる子には、何の罪もないのであるから・・。

・そして、物語が進むうちに、連続放火犯は誰であったかが分かるシーン。それは、壮大な復讐であった・・。

<不幸な現実の先にも、懸命に希望を見出そうとする家族の物語。
 卑劣な犯罪によって翻弄される兄弟を加瀬亮&岡田将生が、彼らを温かく見守る父親を小日向文世が演じる作品。タイトルに込められた意味は、重いです・・。>

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NOBU

4.0配役最高、シナリオ最高

2022年9月19日
iPhoneアプリから投稿

シリアスな伊坂幸太郎作品はすべる可能性が高いと思ってたんですが、そこまで闇に引きずられず、いい感じな良作でした。

渇いた感があるこの感じがたまらないですね。

大事件を日常に重ね合わせて、浮かせずに描ききる伊坂作品と映画化に脱帽でした。

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ボタもち
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