王妃の紋章

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王妃の紋章

解説

「HERO」「LOVERS」に続くチャン・イーモウ監督の歴史アクション大作第3弾。豪華絢爛な王宮を舞台に、ある王族の愛憎劇を描く。10世紀の中国、五代十国時代。栄華を極める後唐王朝の王宮に、遠征に出ていた王や第2王子が帰還し、久々に一族が顔を揃える。しかし王と王妃は互いに憎みあい、3人の皇子もまた、それぞれ胸に秘めた思いを抱いていた……。主演の王と王妃はチョウ・ユンファとコン・リー。また、台湾の人気歌手ジェイ・チョウが第2王子を演じる。

2006年製作/114分/中国
原題:満城尽帯黄金甲 Curse of the Golden Flower
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2008年4月12日

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映画レビュー

2.5とにかく残虐と虚しさが続く感じ

2022年4月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

怖い

難しい

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あおねる

4.0与えられたモノばかりじゃ映画は満足できない

2021年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 宮廷の侍女たちの着替えのシーンで目のやり場に困ってしまい、彫金師たちの扱う金の多さに目がくらみ、王妃であるコン・リーの立眩みシーンでメロメロになってしまいました。宮廷内はとにかくキンキラキン。『HERO』や『LOVERS』で独特の色彩表現で観客を圧倒したチャン・イーモウだけに、今度はどんな色のイメージをもってくるのかと期待して臨んだのです・・・終わってみれば王位継承問題やドロドロの愛憎劇にまみれた王族の虚しさ。豪華絢爛であっても蓋を開けてみれば・・・といった印象となりました。

 その金ピカな衣装やセットによって、最初のうちはチャン・イーモウのセンスを疑ったりしてみたのですが、ラストの荘大な内輪もめ金対銀のシーンに打ちのめされました。その前にも黒忍者対赤忍者というアクションが楽しめたし、戦いが終わった直後に何事もなかったかのように“重陽節”の式典の準備をやり直すシーンが圧巻。役職によって統一された色の衣装が整列すると北京オリンピックの開会式も兼ねているんじゃないかと感じてしまうところだけど、チベット問題だけはきちんと片づけてもらいたいものです・・・

 鬚によって貫禄ある王を演じたチョウ・ユンファも存在感たっぷり。王妃の不義(先妻の息子と不倫)も知っていたし、細かな罪を赦してしまう寛大さも見せるものの、その裏では王妃に微量のトリカブトを仕込んだ薬を飲ませ続ける残酷さも秘めている。この王の相反する言動が恐ろしく、また母への愛情によって次男坊(ジェイ・チョウ)の心が謀反へと傾く様子も見どころだ。それにしてもラストのチョウ・ユンファは後継者も失って、“王族たちの挽歌”といった雰囲気の表情になるところが何とも言えないのです。

 絢爛豪華な歴史スペクタクルといえども、派手な部分ばかりではなく、王族たちの陰謀や愛憎劇による心理描写が絶妙でした。サブストーリー的な長男(リィウ・イエ)と蒋嬋(リー・マン)の近親相姦エピソードも面白かったし、最後に自己主張する三男坊も面白い。やっぱりショックだったのは次男坊が王に言われた最後の一言だったけど・・・まじで泣けてきた・・・

【2008年4月映画館にて】

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kossy

4.0中国映画ならではのスケール感

2021年2月27日
PCから投稿

簡単にいえば、壮絶な夫婦喧嘩に子供が巻き込まれた感じ。
権力を持ってると、良くも悪くも影響が大きいなぁ。

衣装とセット見てるだけで、完全に異世界に飛べます。
この時代の中国って洒落にならん……。

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UNEmi

3.5キンキンキラキラ、「ゴジラ対モスラ 極彩色の大決戦」を凌ぐ極彩色の中で繰り広げられる壮大な夫婦喧嘩

2020年8月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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もーさん
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