アメイジング・スパイダーマン

劇場公開日:

アメイジング・スパイダーマン

解説

サム・ライミ監督が手がけた「スパイダーマン」3部作(2002、04、07)からリブートされた新シリーズ。「(500)日のサマー」の新鋭マーク・ウェブがメガホンをとり、「ソーシャル・ネットワーク」「わたしを離さないで」のアンドリュー・ガーフィールドが主演する。ごく普通の青年ピーター・パーカーは、13年前に失踪した父親の秘密を思いがけず知ってしまったことから、スパイダーマンとして生きていく決意をする。ヒロインのグウェン・ステイシーをエマ・ストーンが演じ、ベンおじさん役のマーティン・シーン、メイおばさん役のサリー・フィールド、悪役カート・コナーズ博士役のリス・エバンスらが共演。

2012年製作/136分/G/アメリカ
原題:The Amazing Spider-Man
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2012年6月30日

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(C)2011 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.0心情描写が少なめ

2024年1月8日
iPhoneアプリから投稿

ストーリーは分かりやすくておもしろい。

ただ、ピーターがスパイダーマンになる流れが雑。
研究室にいるたくさんのクモは、研究し尽くされているはずなのに、なぜピーターが噛まれたときだけ超人化するのか謎。

あとは、ヒロインがピーターを好きになる描写や、世間からスパイダーマンがヒーローと認識される描写が少なすぎて、いきなり感が強い。

このシリーズだと、クモの糸はスーツに取り付けた機械から出る設定だが、誰でもスパイダーマンになれそうで微妙。

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た

3.0パラレルワールドスパイダーマン

2023年12月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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プライア

3.5大いなる"秘密"には

2023年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

知的

前提として
・2回目。
・マーク・ウェブ監督の他作品は『アメイジング・スパイダーマン2』以外未視聴。
・サム・ライミ監督版『スパイダーマン』三部作は視聴済。
・原作と思しき作品は未読。

 かなりの意欲作。

 レビューする前に、どうしても避けて通れないのがサム・ライミ監督の『スパイダーマン』三部作。これらと比較されるのは承知の上で、制作を始めたと思う。
 どの部分を残し、どの部分を変化させるのが良い答えなのか。
その点でいうと、この作品はかなりギリギリの適解を出したんじゃないだろうか、と思う。

 まずは、ピーターとベンおじさん、メイおばさんの関係性。おじさんの死はスパイダーマンという"ヒーロー"のオリジンだが、かなりコンパクトになっている。その分あっさりした感じが否めないが、そこにグウェンというヒロインが入ってきて癒しをくれる。
 そうか、ティーンってこんな感じか。今作のピーターにとって、ベンおじさんとメイおばさんは実父母のような存在。思春期真っ盛りに言葉数少なくもなるよな、と。
 だからといって二人を愛していないわけでもなく、メイおばさんには心配をかけさせまいとヤケになるピーターも観れる。
 図太くて(良い意味で)我も強いおばさん。前シリーズにおける聖母のような、しなやかで超強いメイおばさんとはちょっと違う。
 これはこれでよい。ベンおじさんも同じく。前シリーズよりも若い感じがある。一応現役っぽいし。貧乏過ぎない生活環境なのもちょっと意外だった。

 次に、少し書いたグウェン・ステイシーというヒロイン。この変更、前シリーズにおけるMJへの評価が絶対影響している(俺はあんなに酷評する感覚が分からない)。
 強くて賢くて可愛いヒロイン。良い……!しかも危険が大好きであろうキャラクターなのも良い……!そして父親(ジョージ)が警部だって?!おいおい胃痛が半端ねぇぜ、最高だな!今作のジョージ、最後のセリフにも注目。

 そして主人公ピーター・パーカー。前シリーズとかなり違う。まず、両親が研究のデータを隠したことで謎の事故死。しかもその研究がスパイダーパワーと関係している。かなり"運命に翻弄されている"感じが強い。それ関連の伏線も大量。
 だからなのか、あえて明るく振る舞う主人公として描かれている。それだけ危なっかしいところも多々。未熟ながらも成長していく描写が見事。特にオタクみたくキョどってた頃からの、わずかな変化が面白い。あと、地味に頭が良い。ちょっと分かりづらかったけど。
 逆に不要に感じたのは、カメラ要素。写真、あんまり影響してなくね……?

 主人公が未熟なだけ、スパイダーマンも未熟に。
 最初はベンおじさんを殺された私怨から活動を始める、ただのクモタイツ男。だからなのか、夜に跳びまわることも多く、マジで不審者(もしくは悪ガキ)そのもの。強盗犯を追い詰める時とか超不気味。コスチュームもよく見ると夜街に適したデザイン。なるほど、一歩間違えればヴィランになりかねない存在か。
 そんな彼が、ベンおじさんの遺言、ジョージ警部、橋での子供との出会い、そしてグウェンを通してヒーローに変化していく過程が良い。クライマックス、市民だけでなく警察まで彼に協力する展開は胸アツ。でも前振りが足りない……!ぐぅ……
 あとポージング。一個一個の所作がカッコいい。飛び降りるだけでなんであんなカッコいいんだ。スイングシーンも絶対観てほしい。撮影技術の発展も感じられる。

 相対するはリザードこと、カート・コナーズ博士。無論、パーカー夫妻に関係しているキーパーソン。弱いながらも善良な彼が、トカゲ因子に固執した結果……。実験によって人格まで変化していく様子は、やはり物悲しくて心地よい。しかもスパイダーマンと似通っているところも多い。ヒーローとヴィランが鏡写しの存在。これですよ、これ!『スパイダーマン』シリーズのすごく好きなところを持ってきてくれた!終わり方まで良い!最高!!

 あ、そうそう。忘れちゃいけないフラッシュ。今作めっちゃいいヤツ。多分弱っちいのが嫌いなだけのキャラ。だからと言って人はいじめんなよ~。エージェントヴェノムになる世界線もあり得たのかな……

 テーマにも少し変化があるように見えた。「大いなる"力"には~」ではなく、「大いなる"秘密"には大いなる責任が伴う」だと思う。みんな秘密を抱えた結果、代償を払わされていくもの。パーカー夫妻しかり、ベンおじさんしかり、ジョージ・ステイシーしかり。
 『アメイジング・スパイダーマン2』ではどんな代償が伴うのか……知ってるからこそ胸が痛い。今作ラストの選択が招いた代償なんだろうね。ピーターには幸せになってほしんだけどなぁ……。

 時代背景の違いも少なからず影響がある様子。携帯からスマートフォンへの転換期だったり、情報もネットの方があふれている(個人による情報発信)ことによる、デイリービューグル描写の薄さとか、逆にオズコープ関連が微妙なハイテク具合だったりとか……様々な境目に制作されたことがうかがえる。情報量が多く、伏線も貼っておかないといけず、けれど前シリーズとの差別を図らないといけない……ものすごいハードルの中で出てきた適解。

 そんな、これをリブートしたのすげぇ……ってなった作品。スパイダーマンファンはもちろん、MCUファンにオススメ。

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NandS

4.0永久保存版🙆‍♂️

2023年5月6日
iPhoneアプリから投稿

改めてスパイダーマン誕生の物語。
本作に限らずスパイダーマンの敵は、程良いグロさが有って皆キャラ立ちしている。
スパイダーマンのコスチュームも本作からウロコの質感で良い感じ。
丁寧に作り込まれた作品で面白い。

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@Jankichi@
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