ひつじのショーン

劇場公開日:

解説

日本でも人気を呼んだイギリス産クレイ・アニメ「ウォレスとグルミット」に登場するキャラクター、ひつじのショーンを主人公にした短編アニメーション。牧草地で暮らす羊のショーンは、好奇心旺盛でイタズラが大好き。群れの人気者で新しいことを考えるのが得意なショーンは、今日も牧羊犬ビッツァーの制止もよそに仲間たちと大騒動を巻き起こし……。DVD化を記念して全40話を4プログラムに分けて上映。

2006年製作/イギリス
原題:Shaun the Sheep
配給:シネカノン
劇場公開日:2007年12月22日

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(C)Aardman Animations Limited 2006 (C)Aardman Animations Limited 2007

映画レビュー

4.0きっといつまでも色褪せない面白さ

2023年7月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

ウォレスとグルミットの頃から、クレイアニメの面白さに馴染んでいましたが、長編の映画としてちゃんと見たのはほとんど初めてです。

結論から言うと、とても楽しかった。そして驚くほどレベルの高い表現力で、いろんなものを見せてくれるクレイアニメの魅力に、どっぷりハマりました。

ほとんどセリフがないのに、ちゃんとストーリーがあって、ドタバタにハラハラする展開はお見事です。キャラクター達にも個性があって、その描き分けも上手。きっと国や性別、年齢の壁を越えてたくさんの人に愛されるキャラクターになるでしょう。

初期のトムとジェリーが、いまだに色褪せないのは、アニメーション本来の魅力である、動きの面白さと、キャラクターの感情表現の豊かさ、そしてなんと言ってもレベルの高い音楽にあると思います。途中から作家性のようなものが出て来たり、時代背景による表現の制約に縛られて、徐々に魅力を失って行きましたが、余計なものがすっぱりと取り除かれている分だけ、本当に面白いと言えるし、より沢山の共感を呼ぶのだと思います。

動物が主役で、セリフがないのは、効果絶大ですね。

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