魍魎の匣

劇場公開日:

解説

戦後間もない1952年、東京。世間では謎の美少女連続殺害事件が発生し、不幸をハコに閉じ込めるという怪しげな宗教団体が勢いを増していた。それぞれの謎を追っていた探偵・榎木津や作家・関口、記者・敦子、木場刑事らは、真相解明を求めて京極堂のもとに集う。京極夏彦のベストセラーシリーズの映画化第2弾で、前作に続いて主人公・京極堂を堤真一が演じ、阿部寛、宮迫博之、田中麗奈らも続投。監督は「突入せよ!『あさま山荘』事件」の原田眞人。

2007年製作/133分/日本
配給:ショウゲート
劇場公開日:2007年12月22日

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映画レビュー

3.0亀山はぶらし

2024年2月4日
PCから投稿

【亀山はぶらし】
役者さんたちが楽しそう(^^)ノリノリなやりとり観てて笑っちゃう♪
見ておくと原作読みやすくなる映画。そんでさらに物語を楽しめるw。
魍魎の説明は思いっきり端折られてるので、ぜひ小説...または漫画版(素晴らしい)でドゾ。

【これはこれで好き】
あの結末、美波絹子は原作よりホラー(鳥肌)。

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雨丘もびり

3.0ロケ場所と役者

2023年11月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

セットではなく実際の中国の街と建物と郊外の風景を使うのは戦時中は日本だったからそれはそれで問題無しとしたのか。また大谷石の採石場、東京の地下ダムといい見え見えの場所も億面もなくつかってる・・様に今となっては見える。
制作年代もあり役者も大物が若々しく新鮮だし、それぞれの面で今にして思えばコストも新鮮さも上手く使った映画だったと。
ストーリー核心部分の科学的綻びは娯楽の圧で掻き消す頑張りの日本映画ですね。

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wamabut

2.5原作もよく、出演者も豪華なのに…

2023年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

若き堤真一、椎名桔平、阿部寛、黒木瞳、柄本明、宮藤官九郎と名高る俳優陣が出演する京極夏彦ミステリ―と言えば、否が応でも期待値は高まる。これだけの出演者は、今では大河ドラマでしかお目にかかれないだろう。

また、撮影地も戦後の荒涼とした日本を描くために、中国でのロケを敢行して、角川映画の意気込みを感じる作品。但し、戦後日本を描くのに中国…?と思える違和感がある映像ではあった。

内容も、謎の美少女バラバラ殺人事件を、怪しげなカルト宗教や戦時中の人体実験とを絡めて展開していくわけであるから、かなりグロさもあるサスペンスと思いきや、今ひとつインパクトは感じなかった。確かに両手足を奪われた少女や不気味な研究所など、ミステリアスな雰囲気を醸し出す映像づくりも頑張っていはいたが、当時の日本映画の映像の限界を感じた。

また、物語が前後して展開する映像づくりをしているため、なかなかストーリーに入り込めなかった。「そこが、そこに結びつく」というのが、後になって分かる為、観る者が置いていかれるような感覚で、「なぜ?、何で?」が飛び交っていた。最後には回収されるのだが、もう少しストーリー展開はシンプルにして、ミステリーの謎に焦点化した方が楽しめたように思う。

監督の原田眞人も、最近では人間臭さが漂う安定感の作品を手掛けており、現在の原田監督の礎を築いた作品なのかもしれない。実際、本作の出演者は、その後の原田作品にも数多く出演しており、常に主役を張れる俳優としてスクリーンに映し出されている。

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bunmei21

2.0今回も不気味

2023年10月12日
iPhoneアプリから投稿
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共感した! 3件)
アンディぴっと
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